- HOME
- コラム
- Edge of Europe
- イングランド代表の熱心なファンが、そろいもそろって…
イングランド代表の熱心なファンが、そろいもそろって「弱小クラブのサポーター」なわけ
プレミアリーグの強豪チームは大抵、イングランド代表入りしている選手が1人か2人はいる。でもイングランド代表には「大嫌いな」チームの選手も混ざっているだろうから、応援する気になれない場合もある。
また、プレミアリーグの大好きなチームのお気に入りの選手が、対戦相手国の代表チームで出場しているかもしれないが、そのせいで「複雑な気持ち」になる場合もある。僕も今回のイングランド対ウクライナの試合をパブで観戦してこの気持ちを味わった。ウクライナ代表で出場したアーセナルの選手(オレクサンドル・ジンチェンコ)がイングランドからゴールを奪い、僕も嬉しくなってしまったのだ。彼がわがアーセナルにとって良い選手であり、同時にいいヤツでもあるからだ(母国が侵略される恐怖について発言していた彼は、思いがけずイギリスで「スポークスマン」的な役割を担わされている)。
だから僕は、「イングランド代表ファン」が、そこらじゅうの「イングランドのサッカーファン」とどの程度違うかに気付かされた。他の国の状況はどうなのだろう。Jリーグのファンはサムライブルーの「あまりに多くの」選手が海外チームに所属していることは気にならないのか? バルセロナのファンはスペイン代表を嫌うのだろうか? 多くのドイツ人は代表チームにバイエルン・ミュンヘンの選手が史上最高レベルに「多すぎる」ことに怒りを感じるのだろうか?などだ。
僕の場合は、わがアーセナルへの関心はイングランド代表への熱意を上回ることに気付いた。もしも自分が旅行する予定の都市でアーセナルが試合することになっていたら、気付かないということはなかっただろう。

アマゾンに飛びます
2025年2月25日号(2月18日発売)は「ウクライナが停戦する日」特集。プーチンとゼレンスキーがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争は本当に終わるのか
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
政治改革を「いかにもそれやらなそう」な政党がやるとどうなるか 2025.02.15
「嫌な奴」イーロン・マスクがイギリスを救ったかも 2025.02.07
煩雑で高額で遅延だらけのイギリス列車に見切り...鉄道網が次々と「再国有化」されている 2025.01.22
2025年、ついにオアシス再結成......その真実を語ろう 2025.01.08
土地持ち農家は高額な相続税を払え...英労働党の新方針が農村部で大不評 2024.12.27
シリアに散った眼帯のジャーナリスト...アサド政権崩壊で思い返したいこと 2024.12.12
バックパックを背負った犬が歩くたび、自然が蘇る未来 2024.12.06
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
東京都港区/外資系企業での一般事務・庶務業務
日本アスペクトコア株式会社
- 東京都
- 月給21万7,200円~
- 正社員
-
「セールス」外資ならではの働きやすさ/ホテル業界向けの業務管理システム提供/リモート可/2018年日本支社設立/32カ国・地域に7 000名以上のグローバルカンパニー
Shiji Japan株式会社
- 東京都
- 年収700万円~1,100万円
- 正社員
-
経理マネージャー 外資専門商社「自動車、エレクトロニクス、アパレル等」
外資専門商社
- 東京都
- 年収900万円~1,200万円
- 正社員