- HOME
- コラム
- Edge of Europe
- 「ぼったくりイギリス」から逃げられないカラクリ
「ぼったくりイギリス」から逃げられないカラクリ
だからかなりの貯蓄がある人なら、5~6カ所こうした口座を開き、時期をみて次から次へと金を毎月移し、各口座に自動引き落としを振り分ければいい。
欠点は、すでにおわかりだと思うが、こうしたやり方には計画性と途方もない努力が必要になること。だから多くの人は把握しきれなかったり、単に面倒過ぎるから無理だったりする。
【参考記事】タブーだった「嘘」という言葉をばらまき始めたイギリス人
人は時に、特典目当てで乗り換えの手間をかけるものの、たいていはそんな努力をずっと続けられないことを、企業側はよく知っている。だから彼らはお得なキャンペーンで顧客を誘い込み、次年度以降でしっかり利益を確保する。
この手法は企業にとって「保身」の手段でもある。たとえば、100ポンドの電車運賃が高過ぎると文句を言われたら、こう言えばいい。事前予約なら28ポンドで済むんですよ、と。
お手軽スポーツ賭博がイギリスを蝕む 2025.04.02
もうアメリカにタダ乗りできない...トランプ2期目でさすがに欧州が目を覚ました 2025.03.19
イギリス流のトランプ操縦術が始動 2025.03.05
移民の多い欧州の国々で増え続けるテロ事件...「防止」組織はテロを止められるのか 2025.03.01
政治改革を「いかにもそれやらなそう」な政党がやるとどうなるか 2025.02.15
「嫌な奴」イーロン・マスクがイギリスを救ったかも 2025.02.07
煩雑で高額で遅延だらけのイギリス列車に見切り...鉄道網が次々と「再国有化」されている 2025.01.22