イタリア事情斜め読み
欧州は1回目と2回目で違う種類のミックスワクチン接種を検討。イタリアはどうする?
| ロンバルディア州では、オンラインでコロナワクチンを予約開始
イタリア・ロンバルディア州が、コロナウイルスワクチンをオンラインで予約できるプラットフォームを完成させた。
4月2日より、アクティブになっている。まずは、80歳以上の予約が完了すると、70〜79歳の人々が次に予約でき、年齢によって予約受付時期をずらし、アクセスできるように区切りをつけている。
ロンバルディア州:Covidワクチンを予約するためのイタリア郵便局のポータルは、明日4月2日金曜日からアクティブになる。80歳以上から。4月12日より75歳〜79歳までの方。49歳未満は6月8日より予約できる。https://t.co/bJ93ajsn19
-- ヴィズマーラ恵子イタリア在住 (@vismoglie) April 1, 2021
5月中旬、おそらく5月14日に、ロンバルディアは49歳未満(4,073,278人)の予約を開始できるようになるとのこと。
6月8日から7月18日までに初回投与の終了を目指すロンバルディア州。
イタリアでは、医療従事者および薬局、公的・私的医療サービスで活動を行う医療専門家に対する予防接種を義務化にする動きが出てきた。法令によってワクチン接種を義務付けるのである。
予防接種を拒否した者は、可能であれば感染拡大リスクを伴わない他の部署に異動、配置転換。そうでない場合は給与カット。自営業者にも適用され法令で規定される。
著者プロフィール
- ヴィズマーラ恵子
イタリア・ミラノ郊外在住。イタリア抹茶ストアと日本茶舗を経営・代表取締役社長。和⇄伊語逐次通訳・翻訳・コーディネータガイド。福岡県出身。中学校美術科教師を経て2000年に渡伊。フィレンツェ留学後ミラノに移住。イタリアの最新ニュースを斜め読みし、在住邦人の目線で現地から生の声を綴る。
Twitter:@vismoglie