新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(14日現在)
米ウォルト・ディズニーは13日、新型コロナウイルス流行を踏まえ、7月27日までに出発が予定されていたクルーズ船「ディズニー・クルーズライン」の運航を全て中止すると発表した。カリフォルニア州サンディエゴで2014年9月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)
■米中小企業支援、不誠実な受領者は返納を トランプ大統領が要求
トランプ米大統領は13日、中小企業の雇用維持を目的とした支援策「給与保護プログラム(PPP)」について、支援を受けるにふさわしくない企業は14日までに返納しなければ政府の追及にあうと警告した。
■中国本土の新型コロナ新規感染者は3人、前日から減少
中国国家衛生健康委員会の報告によると、中国本土で13日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は3人となり、前日の7人から減少した。
■米フォード、18日から英のエンジン2工場を再開
米自動車大手フォードは、5月18日から英国の2カ所のエンジン工場を再開すると発表した。これにより、来週から新型コロナウイルス感染拡大に伴って閉鎖されていたすべての欧州製造拠点が稼動することになる。
■中国、新型コロナの影響緩和へマクロ経済調整強化へ=国営テレビ
中国政府は、新型コロナウイルスの流行による経済への影響を和らげるため、財政、金融、社会保障、雇用の各政策を組み合わせたマクロ経済調整を強化する方針だ。国営テレビが14日、閣議の内容を報じた。
■グーグルのフィットビット買収計画、欧州消費者団体が懸念表明
米アルファベット傘下のグーグルが計画するウエアラブル端末メーカー、フィットビットの買収を巡り、欧州の消費者団体BEUCは13日、消費者の利益を損ない、革新を妨げる可能性があるとの懸念を示した。
■原油先物は上昇、米原油在庫減少で
アジア時間の原油先物は上昇。米エネルギー情報局(EIA)が発表した前週の米原油在庫が予想外の減少となったことが支援した。
■武田薬品、7月にも新型コロナ治療薬の臨床試験開始へ
武田薬品工業の幹部は13日、新型コロナウイルス感染症から回復した患者の血液から取り出した、抗体を含む血漿(けっしょう)を投与する治療法について、早ければ7月にも臨床試験を始めることを明らかにした。
■印マルチ・スズキ、1─3月期は28%減益 一部で操業再開
インド自動車最大手でスズキ子会社のマルチ・スズキ・インディアが13日発表した第4・四半期(1─3月)決算は、純利益が129億2000万ルピーとなり、前年同期比28%減少した。需要低迷に、3月下旬からの新型コロナウイルス感染対策の全土封鎖が追い打ちをかけた。
■英国民、政府の新型コロナ対応への満足度低下、与党支持率も=調査
調査会社カンターによると、英国政府の新型コロナウイルス対応について、「かなり良い」たは「大変良い」と考えていた回答者の割合が全体の49%となり、4月の61%から低下した。
■南ア、封鎖措置を慎重に緩和 一部地域の警戒水準引き下げへ
南アフリカのラマポーザ大統領は13日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため全土で実施している封鎖措置の緩和をさらに進めると発表した。
■中国武漢市、市民1100万人全員が対象の新型コロナ検査を開始
新型コロナウイルスの発生源とされる中国の湖北省武漢市で13日、1100万人の市民全員を対象とした新型ウイルス検査が開始された。同市のロックダウン(都市封鎖)は4月8日に解除されたばかり。中国ではここ数日、同市などでクラスター(集団感染)が発生している。
■世界の貿易額、第2四半期は前期比約27%減の見通し=国連機関
国連貿易開発会議(UNCTAD)は13日、世界の貿易額が今年第2・四半期に前期比26.9%減少するとの見通しを示した。前年同期比では29.0%減の見込み。2009年の世界金融危機以降で最大の落ち込みとなる。
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