World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

ミャンマー言いたい砲台ラヂオ【ヤンゴン放送局】って何?

第88回記念回のサムネイル:筆者作成※キャラクターは一部を除いて妻、悠子が制作しています

おはようございます。
ミャンマーエンターテイメントプロデューサー新町智哉が最大都市ヤンゴンからお送りします。
今回は私が毎週欠かさず続けている配信、ミャンマー言いたい砲台ラヂオ【ヤンゴン放送局】のお話をしていこうかと思います。
私の連載を何度か読めばしょっちゅう宣伝しているのでご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、そういえばそれがそもそも何故始まったかなどの話はしてこなかったんじゃないかなと思ったのでもうすぐ100回という節目を迎える前に少しだけ振り返ってみようかと思いました。
お付き合いください。

さて、いったい全体ミャンマー言いたい砲台ラヂオとはなんぞや?という話ですが、どんなものかを一番感じてもらえるのは放送を聴いてもらう事だと思うので先ずは直近のアーカイブをご紹介します。
もしよければそれをBGM代わりに聴いてもらいながらこの先を読んでもらうと良いかもしれません。

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因みにいつも二元配信でFacebookの方でも同時にライブ配信しています。
こちらは前々回のアーカイブになります。

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ミャンマー言いたい砲台ラヂオが産声を上げたのは今から約2年前の2021年11月23日。
そこから毎週、放送曜日を変えたり、様々なトラブルには見舞われつつも毎週必ず放送を続けて95回を迎えるにあたりました。
冒頭にも書いていますが、100回もすぐそこに見えています。
何故このような事を始めたのか?
それはクーデターが起こった2021年2月1日にまでさかのぼってお話をしないといけません。
当時たまたまclubhouseを始めた私がクーデター勃発後、そのclubhouseで色んな方々と連絡を取り合った事は以前にも連載で書いています。

ミャンマーとClubhouseと私

その頃は毎日100人以上の方が参加するライブ配信があり私も参加して現地にいるものとして情報発信していました。
その他日本でも在日ミャンマー人の方やそれを支援する日本人の方々が定期的に様々なプラットフォームを使って発信をしていました。

しかし、長引くクーデターでそういった情報発信していた人も1人また1人と減っていきました。
現地に居続ける人間として出来る事は何かと様々考え続けた結果がラジオ番組を発信するという事でした。
最初に考えたのが「とにかく続ける事」でした。
どんな風にやっていくか、ちゃんと人々に受け入れられるかはわからないが、とにかく続けることがきっとミャンマーに貢献できることだと考えたのです。

勿論番組スポンサーなんかはいません(もしいただけるなら大歓迎です、連絡ください)
そうした中で続けていくのが難しかった人も様々いたと思います。
ですからそこはよく考えました。
無理なく続けていく為にはどうしたら良いか?
そして素人がやるにしても少しでもそれっぽくするためには何が必要なのか?

話すのは好きな方で、人前で話す事なども割と得意な方ではあります(緊張はとてもしますが)
とはいえ、1人だと色んな意味で続けるのはツライだろうと思い、この方に白羽の矢を強引に当てました。

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ミャンマー支援活動する人々で知らない人はいない若手ホープの石川航さんです。

プロフィール
東京外国語大学大学院修士課程在籍
「日本ミャンマーMIRAI創造会」共同代表
「ミャンマーの平和を創る会(チイチイキンキン)」「Yangonかるた」などの団体に所属。
募金活動やクラウドファンディングといった人道支援や、世論調査(ミャンマー世論調査機構として実施)やセミナーイベントなどを通じた発信活動を行なっている。

2021年の夏ごろ、彼らが発信していたのに目を付け連絡を取ったのが知り合ったきっかけで私の想いを伝えたところ、本当に二つ返事で了承をいただいて現在に至ります。
最初は手探りで始めた番組も今では番組らしく30分できちっとまとめた番組になっています。
当初は番組のほとんどを私が喋ったりしていたのですが(9割くらい話していたかもです)
毎週長時間会議をし、試行錯誤を繰り返しながら今のバランスの良い形になっていきました。

100回を目前に更にブラッシュアップしてもっと多くの人に私たちの活動を、そしてミャンマーを知ってもらうためにこれからも頑張っていきたいと思います。
もし協賛いただけるスポンサーの方などいらっしゃいましたら是非連絡ください(2回目)
そして毎週放送後に私視点と石川さん視点それぞれで放送後記を書いております。
音声と文章それぞれで番組を楽しんでいただけると嬉しいです。

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是非フォローなどお願い致します。
更に100回記念で、ちょっとした企画を考えています。
皆さんお楽しみにというよりは私たちを助けると思って協力してくださいというような企画でございます。
今後もラヂオを含め様々な活動を続けていく為に応援していただけると嬉しく思います。

最後に、何故ラジオではなくラヂオなのかというと、その方が何となく尖った感じがしてカッコ良い気がしたというクダラナイ理由でございます。
今回はこの辺で。
それでは、また。

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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