World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

最終回:ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

最後に空港から旅立つところ:筆者撮影

おはようございます。
日本の首都東京より新町がお送りしております。
表題の通り『ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々』は今回で最終回となります。
振り返れば2021年4月20日に初めての記事がアップされてから3年と2カ月。
沢山の記事を連載させていただきました。
私の拙い文章を見出していただきミャンマーへの想いを綴る場を与えてくださった担当の方、編集部の皆さんには感謝しています。
本当にありがとうございました。

無駄に長い文章になりそうですが、最後までお付き合いいただければと思います。

一つお知らせをさせてください。
ミャンマー語版絵本えんとつ町のプペルを子供たちへ届ける活動をひっそりと続けていこうと思いっています。
エンタメ支援もミャンマーには必要とご賛同いただける方はこちらから私たちの活動を支援していただければ幸いです。

画像をクリック(タッチ)すると支援画面へ飛べます↓

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改めてこのWorld Voiceでどれくらいの量を書いてきたのかを調べてみました。
今回が212回目の記事になるようです。
平均して月に5、6本の記事を書いていたようです。
細かく言うと5日に一度は記事をアップしていたというペースでした。
ざっくりの計算ですが、文字数で言うと42万文字を超えていると思われます。
我ながらよく書いたなと思いますが、どの時期を思い返しても「書く事が無くて困った」というような事は一度もありませんでした。

それだけ10年に渡る私のミャンマー生活は充実をしていたのだと思います。
それは普通と言うにはあまりにもかけ離れた生活でした。
今回の記事を読んで気になった方は是非とも過去の記事を振り返って読んでいただきたいと思います。
どこを切り取っても面白いミャンマー生活でありました。

そしてまだまだ書ききれない事ばかりです。
World Voiceでの連載は今回で終了になりますが、もし機会いただけるのであれば私のミャンマーについての記事はいくらでも書ける気がしていますのでお声がけいただければと思います。

連載を始める前私の活動も我ながら個性的で面白かったなと思うのですが、連載後の活動で今後の活動の中にも繋がっていくものを最後の記事で皆さんにアピールできればと思っています。

第1回ミャンマー世論調査

「誰もやっていないようなので自分がやろう」
キッカケはそんな軽い思い付きから始まりました。
結果凄く意義のある調査になったと思っています。
今後、第2回、3回と続けていくべく今企画しているところです。
自分たち以外にもこのような調査が行われ比較しよりミャンマー国民の意思をデータとして出せるものが増えると良いなと思っています。
ミャンマーの人たちが何を思っているのか?
やはりそれが一番大切です。

映画『エッヂポイント』製作

思いついた日から一年以内には公開できるとタカをくくっていた企画ではありますが、現在のところまだ製作めどは経っていません。
ですが、必ずいつか世に出したいと思っています。
それも世界で勝負する形でやるつもりです。
ここに改めて決意表明を残しておきたいと思っています。

ミャンマー言いたい砲台ラヂオ

改めて振り返るとスタートした時から結構形が変わってきているなとみています。
ですが、当初「とにかく続ける」とした姿勢は今も変わらずです。
本日の放送で何と135回。
これからもしぶとく続けていきたいと思いますので皆さん是非フォロー、応援よろしくお願いします。

ミャンマー語版絵本えんとつ町のプペルプロジェクト
2017年に思い立ってから足掛け7年。
ミャンマー国内での出版に何とかこぎつけ、2度のクラウドファンディングを経てミャンマーの子供たちへ約500冊の絵本をプレゼント出来る準備が整いました。
いずれ、これがミャンマー支援の一つのスタンダードになるようこれからも引き続き頑張っていきたいと思っています。
是非とも応援よろしくお願いします。


特定非営利活動法人『BORDER ANGELS』

ひっそりとNPOの立ち上げに協力をし、ひっそりと活動を続けています。
何故今はひっそりとやっているかなどもおいおいお話しできると思います。
私が参加する訳ですからただのNPOにするハズはありません。
ユニークでいて実のある唯一無二の団体に仕立て上げたいと胸に秘め(書いてしまいましたが)つつ今は地味に準備中です。
この界隈で暴れたいと目論んでおります。
色々とご迷惑もおかけしそうですが、どうぞよろしくお願い致します。

さて、そろそろ締めようかという雰囲気になってきて、ふと「思った程長文になっていない」という事に気付きました。
それもそのハズ、このWorld Voiceでの連載は今回で終了なのですが、私のミャンマーへの活動が終わった訳ではないからだと気付きました。

日本への本帰国を決めた時もミャンマーとの縁が切れるという感覚は全くありませんでした。
むしろこれまで以上にミャンマーへの縁を感じる日々です。
益々強くなっていくミャンマーへの想いは死ぬまで続く事だと思います。
むしろ死んだ後も強く残るような活動をしてやろうと思っております。

とはいえ、今日ここに一つの物語が終わろうとしています。
一抹の寂しさは残りますが、これまで想像していた以上の沢山の方へ私のミャンマーへの想い、エンタメへの想いなどを伝えられた事の喜びに比べれば大した事はありません。
これからは日本で頑張っていきたいと思います。
勿論またいつかミャンマーで暮らす日々もあるでしょう。
その時はまたこちらで記事を書かせていただいているかもしれません。
頭の片隅にでもそんな事を置いておいてもらえれば嬉しいです。

最後に、
タイトルの『ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々』についてのお話。
少し変な日本語に思えるかもしれませんが、ミャンマーという国でエンターテインメントという私の大好きなジャンルを基に色んなモノを創造していくという想いが込められて付けたものです。
3年間共に歩んできたお気に入りのタイトルでした。
この物語はここまでですが、私とミャンマーの物語はまだまだ続きます。
どこかのタイミングで誰もが知る大きな物語になることを夢見てこれからも走り続けていきたいと思います。

これまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後の新町 智哉の活動にもご注目応援いただければ幸いです。

そして、スーチーさん79回目の誕生日おめでとうございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。

それでは、また。


どこかで




 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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