ダイバーシティ先進国ベルギーから観る欧州 LGBTQI 事情
Origamiツリーに願いを込めてアーケードをくぐって、新年を迎えよう!
コロナに打ち勝つ連帯や結束を今こそ!
クリスマス期間中も大勢の家族や友達で集まることを厳しく制限されているベルギー。これまでも掟破りのロックダウンパーティーが後を絶たずに問題になっています。昨晩のクリスマスイヴには公共テレビ局が次期国王のエリザベート王女や他の王子、王女が老人施設やフードバンクでボランティア活動をしている映像が流れて、国を挙げて連帯や結束を改めて呼び掛けています。
今年のクリスマスや年末年始は、この日本の折り紙文化にインスパイアされたケザン氏のインスタレーションを愛でながら、この国に住む人だけでなく、全世界が節度を持って楽しく過ごし、力を合わせてこのコロナ禍を乗り切って、来たる2021年をコロナに打ち勝つ年になるようにと願いながら、僕の今年最後の連載として取り上げてみました。
年が明けましたら、またLGBTQIテーマに戻って新しい記事をお届けしたいと思います。来年もよろしくお願い致します。
それでは皆さま、楽しいクリスマス、年末を過ごして、良いお年をお迎えください!
著者プロフィール
- ひきりん
ブリュッセル在住ライター。1997年ドイツに渡り海外生活スタート、女性との同棲生活中にゲイであることを自覚、カミングアウトの末に3年間の関係にピリオドを打つ。一旦帰国するも10ヶ月足らずでベルギーへ。2011年に現在の相方と出逢い、15年シビル・ユニオンを経て、18年に同性婚し夫夫(ふうふ)生活を営み中。
ブログ:ヨーロッパ発 日欧ミドルGAYカップルのツレ連れ日記
Twitter:@hiquirin