ダイバーシティ先進国ベルギーから観る欧州 LGBTQI 事情
Origamiツリーに願いを込めてアーケードをくぐって、新年を迎えよう!
ケザン氏は折り紙によるインスタレーションを数多く手掛けていて、他にも広場から近いショッピングアーケード・ギャルリーサンチュベールやホテル、アートギャラリーなど市内数ヶ所に作品が飾られています。下は市庁舎裏手のホテル・アミーゴのロビーに飾られているもの。
そして、皆んなが目を奪われるのは、ギャルリーサンチュベールに吊るされた鳩。アーケード内を風が抜けるので、鳩がゆらゆら揺れて、まるで太陽に照らされた海面のようにキラキラ煌めいて見えます。12月初旬にロックダウンが緩和されて一般商店が営業再開になるまでは閑散としていましたが、その後は賑わいを取り戻しています。
ただ、地上から撮影しようとしても、なかなかうまく伝わりません。事務所に連絡をして写真提供いただきました。
著者プロフィール
- ひきりん
ブリュッセル在住ライター。1997年ドイツに渡り海外生活スタート、女性との同棲生活中にゲイであることを自覚、カミングアウトの末に3年間の関係にピリオドを打つ。一旦帰国するも10ヶ月足らずでベルギーへ。2011年に現在の相方と出逢い、15年シビル・ユニオンを経て、18年に同性婚し夫夫(ふうふ)生活を営み中。
ブログ:ヨーロッパ発 日欧ミドルGAYカップルのツレ連れ日記
Twitter:@hiquirin