日本とジョージアの「アポ」は何が違うのか?...予期せぬ素敵な巡り合わせを楽しむ方法
日本では家族やよほど親しい友人でない限りは、アポを入れずに突然誘うこと、ましてや自宅ではない所に自分の友人を招くという提案は都合がよすぎるとか、失礼とされることもあるだろう。
しかし、「相手に迷惑をかけてはいけない」と考えすぎることで、素敵なチャンスを逃すのはもったいない。特に海外では、その土地のペースや考え方に合わせることも重要だ。
時間とは生き物であり、しかるべきタイミングを誰もが無意識に狙い定めようとしていると私は考える。だからこそ、予期せぬ形での素敵な巡り合わせが起こる「ジョージア式アポ」も時にはおススメしたい。よいご縁はアポなしにもあるのだから。
ティムラズ・レジャバ(駐日ジョージア大使)
TEIMURAZ LEZHAVA
1988年、ジョージア生まれ。1992年初来日。早稲田大学卒業後にキッコーマン勤務を経て、ジョージア外務省入省。2021年より駐日ジョージア特命全権大使を務める。共著に『大使が語るジョージア』など。
三島、川端、大江、谷崎だけじゃない......若い世代の日本文学がフランスで愛される理由 2025.02.19
「決められたこと」しかできない日本の介護は、もっと自由でいい 2025.01.31
外国人観光客を地方へ!...の前に、地方にいま必要なこと【脱オーバーツーリズム】 2025.01.25
フランス、ドイツ、韓国、イギリス......世界の政治状況に比べれば、日本のほうがまし? 2025.01.17
「とても残念」な日本...クリスマスツリーに「星」を飾らないのは異文化への無理解だ 2024.12.25