新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(18日現在)
■スペイン、新型コロナ死者が1日100人下回る 2カ月ぶり
スペイン保健省によると、17日に確認された新型コロナウイルス感染症による死者は87人となり、1日の死者が2カ月ぶりに100人を下回った。
■米の経済再開、現状で感染拡大なし 判断は時期尚早=厚生長官
アザー米厚生長官は17日、CNNの番組で、経済活動を再開した国内の地域で新型コロナウイルスの感染拡大は現状確認されていないと語った。その上で、再開していない地域でも感染が依然拡大しているケースがあるとし、全体の傾向を判断するのは時期尚早との考えを示した。
■英BAT、タバコ葉由来ワクチン候補の治験を準備中 米FDAに資料提出
巻きたばこ世界2位の英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は15日、タバコ葉由来のたんぱく質を活用した自社の新型コロナウイルスワクチン候補の臨床試験(治験)を準備中であることを明らかにした。
■レムデシビルの治験、5月中に縮小 ギリアド社が参加医療機関に通知
米バイオ医薬品企業、ギリアド・サイエンシズは、新型コロナウイルス感染症の治療薬「レムデシビル」に関して行っている2つの臨床試験(治験)を5月末までに縮小する。治験に関与している複数の研究者が明らかにした。
■トランプ米大統領、WHO資金拠出の一部再開を検討
トランプ米大統領は16日、一時停止している世界保健機関(WHO)への資金拠出について、従来の10%程度の拠出を再開する案などを検討しているとツイッターで明らかにした。
■ペロシ氏、下院が可決の新型コロナ対策法案で与野党協議見込む
米野党・民主党のペロシ下院議長は17日、下院が可決した3兆ドル規模の新たな新型コロナウイルス対策法案について、与党共和党と協議を行うことになるとの見通しを示し、民主党に「レッドライン(譲れない一線)はない」と述べた。
■米景気回復、来年末までかかる可能性─FRB議長=CBS
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済の回復プロセスは来年の終わりまで長引く可能性があるとし、完全な景気回復は新型コロナウイルスのワクチンが開発されるかどうかに左右されるとの認識を示した。
■米下院、代理投票を初承認 新型コロナに対応
米下院は15日、新型コロナウイルスの流行が続く間、議員の遠隔投票を認める規則変更を217対189の賛成多数で承認した。議員の遠隔投票が認められるのは下院史上初めて。
■米下院、3兆ドルのコロナ支援法案可決 政権・共和は反対
米下院は15日、民主党による3兆ドル規模の新型コロナウイルス対策案を賛成208、反対199の僅差で可決した。5000億ドルの州政府向け支援や家計への追加現金給付、医療従事者などに対する支払いなどを盛り込んだ。
■イタリア、国内外の移動制限解除へ 6月3日から
イタリア政府は16日、新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)緩和の一環で、6月3日から国内外の移動を認める方針を承認した。
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