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感染症韓国、新型コロナウイルス感染6000人突破 特別管理地域を拡大
韓国疾病予防管理局(KCDC)の5日の発表によると、国内の新型コロナウイルス感染者は438人増え、累計5766人となった。増加ペースは前日に比べて若干鈍った。死者は3人増え、35人となった。4日、大邱の医療施設で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
韓国疾病予防管理局(KCDC)の5日の発表によると、国内の新型コロナウイルス感染者は760人増え、累計6088人となった。
死者は5人増え、37人となった。
マスク不足に対応するため、輸出を禁止し、買い占め抑制へ2週間は個人の購入に制限を設ける措置を講じた。
オーストラリアは同日、韓国からの旅行者の入国を禁止すると発表。韓国からの入国を制限する国・地域が、100近くに広がった。
韓国政府はソウルの南東250キロに位置する慶尚北道慶山市を新たに「特別管理地域」に指定し、重点的な拡散防止策を取ることを決定。同市では高齢者施設などで感染者が急増している。政府はこれまで既に、感染者が集中する南東部・大邱市と慶尚北道の清道郡を特別管理地域に指定している。
当局によると、感染拡大が深刻な地域では、病院で新規患者を受け入れるのが難しい状況が続いている。大邱市当局は、市内で約2120人が入院待機の状態だと説明した。
一方、在韓米軍は、兵士や職員、軍関係者について、新たに2人の感染を確認し、累計6人になったと発表した。
豪政府が決定した韓国からの入国禁止は、米国に同様の措置を講じないよう働きかけてきた韓国政府にとっては打撃となる。米国務省によると、旅行者の体温が38度以上ある場合は既に、韓国から米国への直行便の搭乗は禁止されている。
大韓航空は5日、仁川空港から出発する便について、全ての利用者の体温を計測し、感染リスクが認められた場合は搭乗を拒否する方針を発表した。
*内容を追加しました。
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