DEFENDERとの旅はついに沖縄へ! 山陽・山陰、東九州の歴史文化と大自然、そして沖縄の美しい海を探訪するロングトリップ
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![DEFENDER EXPERIENCE NORTH SOUTH TOUR DEFENDER EXPERIENCE NORTH SOUTH TOUR](https://f.img-newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2025/02/newsweekjp20250204082246-625744730197d4b8afcb0085a1cecb5fe9a07f01-thumb-720xauto-1500441.jpg)
北海道から沖縄までの47都道府県すべてを巡る「DEFENDER EXPERIENCE NORTH SOUTH TOUR」。
DEFENDERの卓越した走行性能と快適性を堪能しながら、日本の歴史や文化、雄大な自然を体感する壮大なツアーだ。
そのフェーズ6は、広島を起点に、島根、山口、大分、宮崎の5県を、総距離1100kmを超えるロングドライブで結ぶ。瀬戸内の港町から神々の国、そして九州の温泉地まで、多彩な表情を見せる日本の魅力を、DEFENDERとともに味わった。
DAY1 瀬戸内の歴史が息づく港町を巡る
フェーズ6の旅は、瀬戸内海に面した歴史ある港町、広島県竹原からスタートした。
「安芸の小京都」と呼ばれるこの町は、平安時代に京都・下鴨神社の荘園「竹原庄」として開かれ、その後、塩田や酒造業で栄えた。特に江戸時代には良質な塩の産地として知られ、その富が町の発展を支えてきた。
やわらかな朝日に照らし出された町並み保存地区を散策すると、白壁と黒い格子窓が印象的な商家や酒蔵が立ち並び、江戸時代から明治にかけての建造物群が織りなす歴史的な景観を堪能できる。
なかでも「日本のウイスキーの父」として知られる竹鶴政孝の生家「竹鶴酒造」は、江戸時代から続く酒造りの伝統をいまに伝える重厚な木造建築だ。竹鶴政孝が幼少期に過ごしたこの場所は、日本のウイスキー産業にとって歴史の深みを感じさせるだろう。
竹原でゆったりとした時を過ごした後、DEFENDERは瀬戸内の海風を受けながら呉へと向かった。
呉で最初に訪れたのは、海上自衛隊の歴史と活動の展示施設「てつのくじら館」。
ここには、海上自衛隊の歴史と潜水艦「あきしお」艦内を模倣した展示があり、かつて日本海軍の軍港として発展し、いまは海上自衛隊の重要な拠点となっている呉ならではの博物館だ。
2004年3月まで海上自衛隊で活躍した潜水艦「あきしお」の艦内展示は、狭い艦内に効率的に配置された司令室や士官室を巡りながら、潜水艦という特殊な空間での任務の緊張感を疑似体験することができた。
場所を移して訪れた「大和ミュージアム」では、戦艦大和の精密で巨大な模型(全長26.3m)に圧倒される。
展示室には零式艦上戦闘機や特殊潜航艇「海龍」など、貴重な実物資料が並び、大和建造時に使用された世界最大級の工作機械やさまざまな艦船模型を通して、呉が誇る造船技術の歴史と進化を学んだ。