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企業も働き手も幸せに...「期待以上のマッチング」を実現し続ける転職エージェントがしていること

──顧客満足度が高まり続けている理由とは

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2025年2月12日(水)11時30分
写真:遠藤 宏 文:遠藤光太
LHH転職エージェントの責任者を務める板倉啓一郎氏

LHH転職エージェントの責任者を務める板倉啓一郎氏

<活況を呈する転職市場で存在感を増すLHH転職エージェント。自身も「転職が契機となって躍動できた」と語る責任者の板倉啓一郎氏に、LHHのコンサルティングが求職者と企業の両方から評価される理由と、具体的な取り組みについて聞いた>

2024年11月の日本の就業者数は6814万人となり、前年同月と比べて34万人増えている。実に28カ月連続の増加となった。そのなかで、雇用・労働市場、とりわけ転職マーケットも近年拡大を続けている。総務省の労働力調査によると、転職希望者は7年連続で増加し、2023年には初めて1000万人を突破した。

「終身雇用が減り、転職を通じてキャリアアップやウェルビーイングの実現を目指す人が増えています」

こう語るのは、LHH転職エージェントの責任者を務める板倉啓一郎氏だ。LHHはスイスに本社を置く総合人材サービス企業Adecco Groupの人材紹介・転職支援事業のブランドで、同氏はアデコ株式会社で取締役も務めている。

転職マーケット拡大の大きな要因として、終身雇用を行う企業が大きく減り、転職がこれまで以上に一般化したことが挙げられる。以前は転職するなら30代までと言われることもあったが、「いまは40代だけでなく、50代で転職される方も非常に増えています」と板倉氏は語る。また、働き方が多様化し、ジョブ型雇用*が広がりつつあることも、市場の拡大を後押ししているようだ。「『自分がオーナーシップを持ってキャリアを決めていこう』という意識が強くなってきている」と板倉氏は指摘する。

*企業が業務内容を明確に定義し、その職務を遂行するために必要なスキルを持つ人材を採用する雇用形態。一般的な「メンバーシップ型雇用」は多くの場合終身雇用を前提とし、職務や勤務地などを限定せずに契約を結ぶ雇用形態

転職でひらけた視界、見つけた天職

Adecco Groupは「『人財躍動化』を通じて、社会を変える。」をビジョンとして掲げているが、板倉氏自身も転職を通じてキャリアを躍動させてきた一人だ。

大手商社の伊藤忠商事からキャリアをスタートさせた板倉氏は、同社の機械部門で製造機械や医療機器を担当し、新プロジェクトの立ち上げにも携わるなどさまざまな業務を経験。入社して10年が経つ頃、「もっといろいろな経験がしたい」「未知の業界に飛び込んでみたい」との思いから、誘いのあったグループ内の人材サービス会社に移る決断をした。

「それまでにしていた仕事と全く違うということが分かりました。キーマンになるような人を紹介し、入社してもらうことで、企業もその人もすごく変わります。これを知った時に、人材サービス業の面白さを実感しました」

それから人材紹介・転職支援一筋の板倉氏は、米国系人材企業ケリーサービスジャパンの代表取締役社長、テンプスタッフ株式会社の海外事業部VPを歴任し、2014年に人材紹介・転職支援事業の責任者としてアデコに入社。合弁会社で海外展開に携わったことや、役員として香港・上海に滞在した経験を生かし、この事業を大きく成長させることに成功した。

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