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企業も働き手も幸せに...「期待以上のマッチング」を実現し続ける転職エージェントがしていること

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2025年2月12日(水)11時30分
写真:遠藤 宏 文:遠藤光太

LHHは中核サービスとして人材紹介・転職支援サービスを提供しており、その活動が求職者と企業のどちらからも高く評価されている。これを示すのが、利用者がそのサービスを身近な人にどの程度勧めたいかを測るNPS(Net Promoter Score/ネット・プロモーター・スコア、顧客推奨度)で、転職者と企業からの評価スコアがそれぞれ4年連続で上昇している。

板倉 啓一郎

また、2025年オリコン顧客満足度調査の「転職エージェント」ランキングでは、高評企業に選出された。

LHHの強みの一つに、板倉氏が導入した「360度式コンサルティング」がある。大手転職エージェントの多くが採用しているのは、企業側を営業社員が担当して求職者側をコンサルタントが担当するという、言わば「180度式」の分業体制だ。しかし同社では、一人のコンサルタントが企業と転職希望者の双方を担当する一気通貫型のコンサルティングサービスを提供している。

「分業型も選択肢にはありました。ただし、当時すでに大手他社が効率を上げるために分業化を進めているなか、我々は後発で規模も小さかったのです」と板倉氏は振り返る。

人材サービス業界以外の職歴や海外での経験、国内外から長年にわたって業界を見てきたことを踏まえ、「効率ではなく、専門性と企業および人材とのシームレスな関係性の追求による高い満足度の実現」で勝負していくことに決めたのが、360度式コンサルティングを導入した始まりだったという。このスタイルによってコンサルタントは、条件面がマッチしているかだけでなく、転職希望者の熱意やポテンシャル、企業カルチャーとの相性、企業のビジョンや各部署の特性など、さまざまな要素をもとに確度の高いコンサルティングを展開することができる。

転職希望者に必ず聞いていること

ビジョンに基づくマッチングを重視しているのもLHHの特長だ。昨今、働き手が仕事や会社に求めるものは多様化している。ビジョンやパーパスを打ち出す企業が増加し、求職者にとっても会社を選ぶときに重視することのひとつになった。同社ではコンサルタントが転職希望者と面談する際、その人材のライフビジョンやキャリアビジョンを尋ねるようにしているという。

「実のところ、転職希望者は明確なビジョンを持ってないことも多いです。しかし、こちらが質問することで、自分は転職の先に何を求めているのか、どんなことで幸せを感じるのかということを考えるようになります。コンサルタントが尋ね、一緒に考えることで、動機付けを明確にしていきます。人の力、ヒューマンタッチが非常に大きなウェイトを占める部分であり、LHHが大切にしていることです」

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