中国CPI、2月は0.7%下落 昨年1月以来のマイナス

中国国家統計局が9日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年比0.7%下落で、昨年1月以来のマイナスだった。写真は北京の朝市の様子。2023年8月撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang)
[北京 9日 ロイター] - 中国国家統計局が9日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年比0.7%下落で、昨年1月以来のマイナスだった。ロイターがまとめた予想は0.5%の下落、1月は0.5%上昇だった。
前月比では0.2%下落。1月は0.7%上昇、予想は0.1%下落だった。
食品価格は3.3%下落。1月は0.4%上昇だった。1月は旧正月関連で食品価格と観光関連サービス価格が押し上げられた。
変動の大きい食品と燃料価格を除いたコアインフレ率は0.1%下落。1月は0.6%上昇だった。
政府は先週全国人民代表大会(全人代)で今年の成長率目標を昨年と同じ5%前後とし、インフレ率目標は昨年の3%前後から2%前後に引き下げた。
米国との貿易戦争の激化を受けて消費拡大に向けた取り組み強化も明らかにされたが、アナリストはデフレ圧力は今後も続くと予想している。
不十分な社会福祉制度を背景に、消費者や企業は支出に慎重な姿勢を崩していない。
2月の生産者物価指数(PPI)は前年比2.2%の下落。下落幅は1月の2.3%からは縮小したものの、予想の2.1%より大きくなった。
PPIは2022年9月から下落している。
中国の輸出企業は世界的な関税の脅威と過剰生産能力で価格競争に巻き込まれ、多くが製品の値下げと賃下げを余儀なくされている。
ピンポイント・アセット・マネジメントの社長兼チーフエコノミスト、Zhiwei Zhang氏は「中国経済は依然デフレ圧力に直面している。テクノロジー分野の発展でセンチメントは改善したが、国内需要は依然として弱い」と分析。
輸出が貿易戦争のリスクに直面する中、財政政策はより積極的になる必要があると述べた。不動産部門も引き続き苦戦していると指摘した。
また、「政府活動報告が示唆しているように、金利と準備金率を引き下げ、金融政策をさらに緩和する必要がある」と述べた。
統計局の統計専門家は2月のCPIについて、昨年の水準が高かったため低下したとし、旧正月の影響を除けば前年比0.1%の上昇だったと指摘した。
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