男女同一賃金を勝ち取るまで──女子サッカー界のレジェンド、ミーガン・ラピノーに聞く
PROUD OF OURSELVES
2022年07月15日(金)13時51分
――将来のある時点で、サッカーをやめる時が来るのは避けられない。プロサッカー選手として活躍した後は、どんな人生を送りたい?
政界に転じるつもりかとしょっちゅう聞かれるけれど、「それはひどい悪夢」だと答えている。
――私もよく「立候補するの?」と聞かれる。そういうときは「なぜ私のことが嫌いなの?」と返す。
分かる。あなたに何も悪いことしていないのに、って。
――選挙で選ばれた人たちを見ると、政府の中から多くの変化を起こせるとは思えない。だから、私としてはあまりモチベーションが上がらない。
私も全く同じ気持ち。でも引退については、本当にそろそろだと実感しているから、いつも考えている。たくさん旅をしたり、のんびりすることになると思う。
私たちは、飛躍的な成長の可能性のある時期にいると思う。女性への投資は常に良い投資で、必ず良いリターンがある。私は、女子スポーツの新しい現実を切り開く一員でありたいと願っている。