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「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに失敗し続けるのか? 【管理栄養士が教える】

2025年2月27日(木)10時01分
岡田明子(管理栄養士)*DIAMOND Onlineからの転載

食べる順番は意識していますか?

習慣2 ながら食い

テレビやパソコン、スマートフォンを見ながら食事をする習慣がある人は、太りやすい傾向にあります。「ながら食い」は、食事をしていることに集中できていないため、食べている実感や満足感が得にくく、食べ過ぎにつながります。

無意識のうちに味覚の変化を求めて、甘いものを食べたら辛い物が欲しくなり、辛い物を食べたら甘いものが欲しくなるというように、えんえんと食べ続けてしまうことで、必要以上のカロリーを摂取しすることに。


食べ物の味や香り、食感など五感で味わって食べることが重要です。毎日の食事を、ただ栄養を取るだけではない「有意義なこと」にしましょう。

習慣3 好きなものから食べる

食事の時に好きなものから食べる方は、最初に口にする食べ物によっては太りやすい習慣になっているかもしれません。

まず、揚げ物やご飯など糖質を多く含むものから食べ始めると、血糖値が急上昇し脂肪をため込みやすくなります。また、血糖値が急上昇すると、食べてもすぐにお腹が空くので食べ過ぎにつながります。

食事の際には、野菜や海藻類、きのこ類から食べることを意識しましょう。血糖値の急上昇を抑えることができます。食事の前に一呼吸置いて「食べる順番」を決めてから食べ始めるクセをつけましょう。

習慣4 濃い味付けが好き

ベーコンやウィンナーなどの加工肉をよく食べる方や、コンビニや外食利用が多い方は、濃い味付けに慣れてしまっている可能性があります。濃い味付けは塩分の取り過ぎにつながり、高血圧やむくみにつながります。

また、濃い味付けのものはご飯のおかずとして食べることが多いと思いますが、ご飯がすすみますよね。結果的に、ご飯の食べ過ぎにもつながります。

コンビニご飯を控えて自炊を心がけたり、しょうゆやソースなどの調味料のかけすぎに注意して、食材そのものの味を楽しめるようにしていきましょう。

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