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「オレンジワイン」、8000年の時を経て密かなブームに

Orange Wine Is Taking Over

2019年2月25日(月)18時20分
イブ・ワトリング

オレンジワインにはどんな料理が合うのだろう。ニューヨークのワインバー「フォー・ホースメン」のワインディレクター、ジャスティン・チェアノはローストポークやチーズ・コースに合わせるのが好きだと言う。「驚くほどいろんな料理と合う。よいオレンジワインは偉大な白ワインの酸味と、フルボディーの赤ワインの質感を兼ね備えている」

小規模生産のため価格は概して、スーパーで売っているピノ・グリなどと比べて若干高い。失敗しないためには「手始めにジョージア産のフェザンツ・ティアーズやイタリア産のダリオ・プリンチッチなどを飲んでみるといい」と、チェアルノは勧める。まず味わってみること、と言うのはドラビネッチだ。「経験が最高の教師になる」

太古から続く伝統を踏襲しながら、トレンドの最先端をゆくオレンジワイン。今夜のディナーに早速お試しあれ。

<2019年2月12日号掲載>

※2019年2月12日号(2月5日発売)は「袋小路の英国:EU離脱3つのシナリオ」特集。なぜもめている? 結局どうなる? 分かりにくさばかりが増すブレグジットを超解説。暗雲漂うブレグジットの3つのシナリオとは? 焦点となっている「バックストップ」とは何か。交渉の行く末はどうなるのか。

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