最新記事
ドラマ

主演が降板も「完璧な結末」を約束できる...人気西部ドラマ『イエローストーン』は波乱の最終章へ

Last Rodeo for “Yellowstone”

2024年11月14日(木)14時00分
ビリー・シュワブ・ダン(エンターテインメント担当)

ケビン・コスナー

コスナーの降板で事実上の打ち切りに PRESLEY ANN/GETTY IMAGES

第5シーズンの前半でジョンはモンタナ州知事となり、政治力を駆使して牧場を買収や開発の脅威から守った。

だが次男で養子のジェイミー(ウェス・ベントレー)が公に父親の弾劾を求めたことから、家族間の対立はピークに。ジョンに忠実な娘ベス(ケリー・ライリー)はジェイミーのたくらみを知り、反撃に出る。ジェイミーが実父の殺害に関わったことを知り、それをネタに彼をゆすったのだ。一方、三男のケイシーは牧場を離れた場所で、悲劇と戦っていた──。


家庭内でも政界でもトラブルが山積みのまま、前半は終了。コスナーの降板が伝えられたことで、ファンは当主のいないダットン家の確執の行方に大いに注目している。

番組を離れたコスナーは、西部開拓史を描く4部作映画『ホライゾン:アン・アメリカン・サーガ』の脚本、監督、主演、製作を手がけた。第1部は6月に全米公開され、2部は9月にベネチア映画祭で披露された(日本未公開)。

『ホライゾン:アン・アメリカン・サーガ』予告編

このプロジェクトがコスナーとシェリダンの関係に亀裂を入れたと報じられ、また突然の打ち切りの原因とも噂されている。

コスナーの降板について「僕がコメントするのはフェアじゃない気がする」と、グライムスは言う。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、厚生長官にロバート・ケネディ氏を指名

ワールド

アングル:「トリプルレッド」で米債務上限巡る政治対

ワールド

焦点:ルビオ氏の米国務長官指名、対中戦略のタカ派転

ワールド

CFTC委員長は内部起用を検討、トランプ政権移行チ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:またトラ
特集:またトラ
2024年11月19日号(11/12発売)

なぜドナルド・トランプは圧勝で再選したのか。世界と経済と戦争をどう変えるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 2
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国」...写真を発見した孫が「衝撃を受けた」理由とは?
  • 3
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラッドレー歩兵戦闘車が「戦略的価値を証明」する戦闘シーン
  • 4
    建物に突き刺さり大爆発...「ロシア軍の自爆型ドロー…
  • 5
    NewJeansメンバー全員が事務所に最後通告「ミン・ヒジ…
  • 6
    本当に「怠慢」のせい? ヤンキース・コールがベース…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    NewJeansのミン・ヒジン激怒 「似ている」グループは企…
  • 9
    世界中で「キモノ」が巻き起こしたセンセーション...…
  • 10
    トランプ就任前に少しでもウクライナ領土が欲しい!…
  • 1
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 2
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国」...写真を発見した孫が「衝撃を受けた」理由とは?
  • 3
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラッドレー歩兵戦闘車が「戦略的価値を証明」する戦闘シーン
  • 4
    「歌声が聞こえない」...ライブを台無しにする絶叫フ…
  • 5
    ウクライナ軍ドローン、1000キロ離れたロシア拠点に…
  • 6
    本当に「怠慢」のせい? ヤンキース・コールがベース…
  • 7
    「遮熱・断熱効果が10年持続」 窓ガラス用「次世代…
  • 8
    NewJeansのミン・ヒジン激怒 「似ている」グループは企…
  • 9
    建物に突き刺さり大爆発...「ロシア軍の自爆型ドロー…
  • 10
    海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「空母化」、米…
  • 1
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 6
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 7
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 8
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 9
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 10
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中