主演が降板も「完璧な結末」を約束できる...人気西部ドラマ『イエローストーン』は波乱の最終章へ
Last Rodeo for “Yellowstone”
第5シーズンの前半でジョンはモンタナ州知事となり、政治力を駆使して牧場を買収や開発の脅威から守った。
だが次男で養子のジェイミー(ウェス・ベントレー)が公に父親の弾劾を求めたことから、家族間の対立はピークに。ジョンに忠実な娘ベス(ケリー・ライリー)はジェイミーのたくらみを知り、反撃に出る。ジェイミーが実父の殺害に関わったことを知り、それをネタに彼をゆすったのだ。一方、三男のケイシーは牧場を離れた場所で、悲劇と戦っていた──。
家庭内でも政界でもトラブルが山積みのまま、前半は終了。コスナーの降板が伝えられたことで、ファンは当主のいないダットン家の確執の行方に大いに注目している。
番組を離れたコスナーは、西部開拓史を描く4部作映画『ホライゾン:アン・アメリカン・サーガ』の脚本、監督、主演、製作を手がけた。第1部は6月に全米公開され、2部は9月にベネチア映画祭で披露された(日本未公開)。
このプロジェクトがコスナーとシェリダンの関係に亀裂を入れたと報じられ、また突然の打ち切りの原因とも噂されている。
コスナーの降板について「僕がコメントするのはフェアじゃない気がする」と、グライムスは言う。