最新記事
ドラマ

主演が降板も「完璧な結末」を約束できる...人気西部ドラマ『イエローストーン』は波乱の最終章へ

Last Rodeo for “Yellowstone”

2024年11月14日(木)14時00分
ビリー・シュワブ・ダン(エンターテインメント担当)

ドラマ『イエローストーン』ケイシーと妻モニカ、息子のテイト

ケイシーと妻モニカ、息子のテイト PARAMOUNT

音楽で表現できる幸せ

曲作りでは「どんな分野のアーティストも同じだろうが、僕も自分の経験や人生にインスパイアされている」と、グライムスは語る。

「幸運なことに僕の経験はとても幅広くて、たくさんの異なる文化や社会構造、経済構造にまたがっている。世界中を旅して、さまざまな異なる役を演じて、さまざまな土地で暮らしてきた。その全てが自分の引き出しに入っている。こんなに面白い人生を送ることができて、それを歌で語ることができるのはとても幸せだ」


エンターテインメント業界のデータ会社ルミネイトによると、カントリーミュージックはアメリカのストリーミング配信で最も急成長しているジャンルの1つだ。オンデマンドのオーディオストリーミングの再生回数は23年に200億回を超え、前年比で23.7%増えている。

今年は特にジャンル全体が勢いづいている。ビヨンセがカントリーのアルバム『カウボーイ・カーター』をリリース。

TikTokでカントリーのコンテンツがいくつもバズり、ノア・カーン、『イエローストーン』で俳優デビューし、楽曲も提供しているレイニー・ウィルソン、ザック・ブライアンなど、カントリーやフォークのアーティストがチャートを席巻している。

人生の1章が終わって

「カントリーミュージックは常に歌が中心にあって、人間が歌詞を書き、楽器を演奏する。(アメリカのルーツ音楽である)アメリカーナとは何なのかというシンプルな本質に立ち返っている。今の時代、人々はそれを聴きたくてたまらないのだろう。しばらく経験できなかったから」と、グライムスは続ける。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ミャンマー地震、インフラ被災で遅れる支援 死者1万

ビジネス

年内2回利下げが依然妥当、インフレ動向で自信は低下

ワールド

米国防長官「抑止を再構築」、中谷防衛相と会談 防衛

ビジネス

アラスカ州知事、アジア歴訪成果を政権に説明へ 天然
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 3
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...スポーツ好きの48歳カメラマンが体験した尿酸値との格闘
  • 4
    「炊き出し」現場ルポ 集まったのはホームレス、生…
  • 5
    最古の記録が大幅更新? アルファベットの起源に驚…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 10
    3500年前の粘土板の「くさび形文字」を解読...「意外…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 5
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 6
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 7
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中