主演が降板も「完璧な結末」を約束できる...人気西部ドラマ『イエローストーン』は波乱の最終章へ
Last Rodeo for “Yellowstone”
こうして2人は行動を起こした。「スピリチュアル系っぽい言い草だが、ここが僕のいるべき場所だと実感したんだ。僕だけじゃなく妻も。それで僕らは土地を探し、家を建てた。モンタナが故郷だと2人とも確信したからこそ、うまくいった」
グライムスは13年にテレビシリーズ『トゥルーブラッド』でバンパイアのジェームズを、14年にSEALs(米海軍特殊部隊)の狙撃手の自伝を原作とした戦争映画『アメリカン・スナイパー』でSEALs隊員のマーク・リーを演じた。
15年の官能恋愛映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』では主人公の兄エリオット役に抜擢され、昨年はネットフリックスのロマンスコメディー『初心者のための幸せガイド』で主演女優の相手役ジェイクを務めた。
『イエローストーン』の撮影が終わった今、最も忙しいのはカントリーミュージシャンとしての活動だ。今年3月にデビューアルバム『ルーク・グライムス』をリリース。11月から始まるツアーではニューヨーク、ナッシュビル、ロサンゼルスなどを回る。
「この秋はツアーに出て、初めて訪れる都市もいくつかある。次のアルバムの制作も進んでいて、来年には完成するだろう。
楽しみなことがたくさんある。音楽で何かをできることに感謝している。こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。(音楽を作るプロセスを)楽しめるのは幸せで、ずっとやっていきたいと思う」