主演が降板も「完璧な結末」を約束できる...人気西部ドラマ『イエローストーン』は波乱の最終章へ
Last Rodeo for “Yellowstone”
撮影地にほれ込み移住
「ドラマの制作が7年も続けば、いろんなことが起きる。僕があずかり知らない事情もあるし、全体図が見えているわけじゃない。僕に言えるのは、『イエローストーン』は困難を乗り越えたってことだけだ。僕らは混乱に負けずに無事フィナーレにこぎ着け、誰もが満足する形でドラマを完結させた」
ドラマが終わっても、ロケ地との縁は切れない。モンタナにほれ込んだグライムスは、妻でモデルのビアンカ・ロドリゲス・グライムスと共にこの地に移り住んだ。
「撮影でモンタナに通い始めるまでは、ロサンゼルスに住んでいた。ロサンゼルスは僕にチャンスをくれた街だが、どうしてもしっくりこなかった。ロサンゼルスは自分の街というより職場、仕事を探す場所だった。
それをビアンカに話したところ、同じ気持ちだった。彼女も僕と同じで、仕事のためにあの街に来ていたからね」
そこで2人は、子供をどこで育てたいのか相談した。最初はモンタナは考えなかったが、あちこち候補地を見て回るうちに、自然な流れでこうなったという。
「モンタナとロサンゼルスを行き来するうち、ある時点でモンタナをたつたびに故郷から引き離される気がするようになった。これはモンタナに呼ばれているなと感じた」