最新記事
ドラマ

主演が降板も「完璧な結末」を約束できる...人気西部ドラマ『イエローストーン』は波乱の最終章へ

Last Rodeo for “Yellowstone”

2024年11月14日(木)14時00分
ビリー・シュワブ・ダン(エンターテインメント担当)

『イエローストーン』ジョンの娘ベスと彼の右腕リップ・ウィーラー

ジョンの娘ベスと彼の右腕リップ・ウィーラー PARAMOUNT

撮影地にほれ込み移住

「ドラマの制作が7年も続けば、いろんなことが起きる。僕があずかり知らない事情もあるし、全体図が見えているわけじゃない。僕に言えるのは、『イエローストーン』は困難を乗り越えたってことだけだ。僕らは混乱に負けずに無事フィナーレにこぎ着け、誰もが満足する形でドラマを完結させた」

ドラマが終わっても、ロケ地との縁は切れない。モンタナにほれ込んだグライムスは、妻でモデルのビアンカ・ロドリゲス・グライムスと共にこの地に移り住んだ。


「撮影でモンタナに通い始めるまでは、ロサンゼルスに住んでいた。ロサンゼルスは僕にチャンスをくれた街だが、どうしてもしっくりこなかった。ロサンゼルスは自分の街というより職場、仕事を探す場所だった。

それをビアンカに話したところ、同じ気持ちだった。彼女も僕と同じで、仕事のためにあの街に来ていたからね」

そこで2人は、子供をどこで育てたいのか相談した。最初はモンタナは考えなかったが、あちこち候補地を見て回るうちに、自然な流れでこうなったという。

「モンタナとロサンゼルスを行き来するうち、ある時点でモンタナをたつたびに故郷から引き離される気がするようになった。これはモンタナに呼ばれているなと感じた」

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    メーガン妃が「アイデンティティ危機」に直面...「必死すぎる」「迷走中」
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    深夜の防犯カメラ写真に「幽霊の姿が!」と話題に...…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 8
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 9
    トランプが「マスクに主役を奪われて怒っている」...…
  • 10
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 4
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 9
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 10
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 10
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中