プレスリリース
メディアアーティスト・音楽家 ミッコ・H・ハーポヤによる15周年記念展『ヘルシンキの道 Helsingin reitit -The Routes of Helsinki 2010-2025』を東京・埼玉で開催
2025年03月18日(火)16時30分
フィンランドのメディアアーティストで音楽プロデューサーのミッコ・H・ハーポヤ(音楽修士)が2025年4月に来日、サウンドスケープ・アートプロジェクト「Helsingin reitit - The Routes of Helsinki」の15周年記念展を行います。邦題として「ヘルシンキの道」と題し、東京・谷中のGallery TEN、埼玉・飯能のメッツァビレッジの2箇所で開催、会期中は展示のほか演奏やアーティストトーク、ワークショップなども開催します。アーバン・サウンドスケープ・アートの分野では、フィンランド人として日本初の個展となります。
アーティスト公式サイト(英語): https://mikkohaapoja.net/japan2025
イベント情報(日本語) : https://o-moro.co.jp/mh2025/
※本プロジェクトは、欧州連合(EU)の資金援助による「pARTir initiative」プロジェクト(NextGenerationEU)の一環として、フィンランドセンターの後援を受けて開催します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_2.jpg
「ヘルシンキの道」キービジュアル
■展覧会の会期・会場
会期: 2025年4月3日(木)~13日(日)※4月7日(月)は休館
会場: 東京・谷中 Gallery TEN
〒110-0001 東京都台東区谷中2-4-2
URL : https://galleryten.org/
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_16.jpg
Gallery TENロゴ
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_12.jpg
会場(1) Gallery TEN
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_13.jpg
会場(1) Gallery TEN
会期: 2025年4月19日(土)~27日(日)
会場: 埼玉・飯能 メッツァビレッジ内 Craft bibliotek
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
URL : https://metsa-hanno.com/metsa/
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_17.jpg
メッツァビレッジロゴ
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_14.jpg
会場(2) メッツァビレッジ内 Craft bibliotek
■Mikko H. Haapoja(ミッコ・H・ハーポヤ) プロフィール
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_1.jpg
ミッコ・H・ハーポヤ
エレクトロアコースティックなフォーク音楽と世界中の音風景の融合を試み続ける、フィンランド・ヘルシンキ出身のミュージシャン、メディアアーティスト、音楽プロデューサー。伝統楽器ヨウヒッコと、同国内でも珍しい低音楽器のベース・ヨウヒッコを軸に、歌、カンテレ、電子ビート、そしてヘルシンキ、東京、イスタンブール、ニューヨーク、バマコといった都市や自然の音風景を多層的に組み合わせた、唯一無二のパフォーマンスを披露する。
ヘルシンキ芸術大学卒業後、母校で「3Dサウンドスケープ作曲」「都市音響芸術」「ライブエレクトロニクスとグローバルミュージック」などを指導。エレクトロフォークデュオ「uni uni」、スポークンワードやラップ、歌を組み合わせた「haapoja & illmari」としても活動し、また毎年様々な音楽アルバムの録音やミキシングも行っている。
■「Helsingin reitit - The Routes of Helsinki」について
「Helsingin reitit - The Routes of Helsinki」は、ミッコ・H・ハーポヤが2010年に始めた長期的なサウンドスケープ・プロジェクトです。本作はフィンランドの首都ヘルシンキの都市の音像を捉え、それをラジオフォニック作品、オーディオビジュアル・インスタレーション、学際的なアート・パフォーマンスとして創作したものです。
ハーポヤのアートは、サウンドスケープを通して、季節のサイクルや年月の経過とともに急速に変化するヘルシンキへと聴く者をいざないます。北欧の首都ヘルシンキでは、常に発展し続けるその中心部にいても、森や自然に簡単にアクセスしてその音を聴くことができ、都市に居ながら、静かな夏の夜を体験することが可能です。
本プロジェクトの最新作「Keskusmetsa(中央の森)」は、2023年にフィンランド代表として、欧州放送連合の「Prix Palma Ars Acustica」コンペティションに参加しました。
展示は、映像作品(『The First Route』2014/2017)、ヘッドフォン用の複数のバイノーラル・サウンド作品、マルチチャンネルのオーディオビジュアル・インスタレーションにより構成され、展示期間にはハーポヤ、そして共にビジュアルデザインを手がけたキラ・レスキネン(文学修士)が、学際的なアートパフォーマンスとアーティストトークを行います。
■「ヘルシンキの道 Helsingin reitit - The Routes of Helsinki 2010-2025」展示内容詳細
メイン展示:Kaupungin iho - The Skin of the City (2025, length 18:26)
<1ch映像/マルチチャンネル 3D音響作品>
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_3.jpg
展示イメージ(1)
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_4.jpg
展示イメージ(2)
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_5.jpg
展示イメージ(3)
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_6.jpg
展示イメージ(4)
15周年記念展のメインとなるこの作品では、フィンランドの首都を草の根レベルから観察。様々なディテールを盛り込んで、没入感のあるサウンドトラックを映像とともに制作しました。この作品のマテリアルは2015年から2025年の間に撮影され、その間の、街のあらゆる変化をつぶさに捉えています。
展示(2):Ensimmainen reitti - The First Route (2014 / 2017, length 9:10)
<サウンドスケープ、アーバン・ポエトリーとショートフィルム>
画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_7.jpg
展示イメージ(5)
2017年6月に撮影されたポエトリー・ビデオ。
スポークン・ワード・アーティストのillmari(イルマリ)と、ミュージシャンのミッコ・H・ハーポヤ、そしてアマンダ・カウアンネによるヘルシンキのアーバン・サウンドが取り上げられています。
撮影はヨニ・ユーティライネン。作品のサウンドスケープは2010年から2014年にかけ、パシラ(鉄道駅)~ヴァリランラークソ渓谷~アラビアランタ地区~ヴァンハンカウプンギンコスキ(ヘルシンキ旧市街の急流)のルートで撮影されました。
展示(3):Keskusmetsa - The Central Forest (2022, length 19:39)
<ヘッドフォン向けバイノーラル・サウンドコラージュ>
画像13: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_8.jpg
展示イメージ(6)
『Keskusmetsa(中央の森)』は2020年から2022年にかけて録音され、ますます密集していくヘルシンキ市の自然、特に森に覆われながらも危機に瀕している中央公園に焦点を当てています。
このラジオフォニック・サウンドスケープ作品には、鳥のさえずり、さまざまな落葉樹や針葉樹、環状道路、野外コンサート、マウンテンバイクの音、鹿の足音に加え、ハーポヤによる弓を使った竪琴(ヨウヒッコ)の電子音響音楽と、ヘルシンキ最北の森で録音された民俗音楽家、エンミ・クイッティネンによる哀歌が収められています。
ヴァンター川河口とヘルシンキの海岸には、人々がさまざまな方面から訪れます。しかしクイッティネンは「私たちの最も豊かな森、最も美しい空気、そして最も貴重な肺に何が起こっているのか」と、ヘルシンキの都市自然への美しい嘆きの中で問いかけます。
本作は、都市においても自然を守るための頌歌なのです。
COVID-19の最初の夏は航空機の騒音がなく、都市・ヘルシンキで、自然のサウンドスケープを数十年ぶりに詳細に録音することが可能となりました。
このサウンド作品の制作にあたっては、ハルティアラの森、パロヘイナの森、ピルッコラの森、ピトカコスキの斜面林、クンプラの森、ポルナイステンニエミとクーシルオトで録音が行われました。
この作品はフィンランド代表として、2023年に欧州放送連合のラジオ・アート・コンペティション最終選考会Prix Palma Ars Acusticaに出品されました。
展示(4):Katve - Between / Within (2019, length: 7:03)
<バイノーラル・サウンドスケープとアートブック>
画像14: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_9.jpg
展示イメージ(7)
カトヴェ(Between / Within)は、キラ・レスキネンによる写真アートブックと、ハーポヤによるサウンドスケープ・コラージュにより、ヘルシンキの街を屋内から、またはルーフトップの視点で表します。
展覧会で展示される重層的な写真アートブックとともに、都市の音、隠された音、サウンドスケープをお聴きいただけます。
作品は2016年から2019年にかけて撮影され、ファサードに隠された都市の音や、四季折々の都市生活を感じることができるでしょう。
■15周年企画として、GPSベースのモバイルアプリを用いた、
「都市に隠された」新作、『Luotisuora - Beeline (2015/2025)』を
2025年4月6日に公開、本作品を体験できるサウンドウォーク・イベントを開催
画像15: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_10.jpg
展示イメージ ヘルシンキのユニオン通り~シルタサーリ通りの建築軸
『Beeline』は、ヘルシンキで開催された展覧会 「Helsinki Bites」の一部として制作された14分のサウンドスケープ作品から生まれたGPS駆動のモバイル・サウンドアート作品です。
ハーポヤは日本でのギャラリー展示と並行して、本作のジェネラティブ・バイノーラル作品を4月6日公開します。同作品のオリジナルはヘルシンキ市立博物館で常設展示として展示されているもので、このたび新たにGPSベースのモバイルウェブアプリを用いて、東京都心の喧騒の中、位置情報に応じて体験することが可能です。
『Beeline』は、長くまっすぐなユニオン通り~シルタサーリ通りの建築軸と、そこでの2015年夏の都市生活をテーマにしています。本作は、旧ヘルシンキ天文台の丘から元老院広場まで、そして地下鉄でハカニエミ市場広場まで、そしてカッリオ教会まで往復する音のルートを描いています。
ハーポヤは、この作品を移動式のサウンド作品として東京の真ん中に持ち込むことで、ヘルシンキの音への入り口を作り出し、人々を実験へと誘います。
賑やかな大都会を歩くとき、ヘルシンキの中心部のサウンドスケープを聴くとどう感じるか?リスナーがルートを移動するにつれ、作品は自動的に変化します。
※本作品はお手持ちのスマートフォンから、位置情報を利用したWebサービスにて提供されます。
作品の詳細については、下記Webサイトおよび日本語公式ページにて追って情報公開します。
作品設置場所 : 茅場町界隈・大手門の間
演奏時間 : 20~30分
技術的条件 : ヘッドフォン、スマートフォン、ウェブブラウザのGPS機能
作品へのリンク: https://mikkohaapoja.net/beeline
■サウンドウォーク・イベント"TOKYO SOUND WALK"
アーティストが先導し、都市空間を聴く、サウンドウォークイベントを開催。最初は東京の中心部の音、次にヘッドフォンを用いてヘルシンキのサウンドスケープを体感し、ヘルシンキと2015年の夏への「音のポータル」を作り出します。東京駅で集合して、1.5時間程度歩きながら作品を体験いただけます。
日時 :2025年4月6日 14:00-15:30
集合場所:東京駅丸の内北口をでてすぐの屋外にて集合
参加費 :無料
持ち物 :GPS機能搭載のスマートフォンとご自身のヘッドフォン、イヤフォン
■展覧会会期中はハーポヤの音楽作品を販売するPOP-UPを開催、
15周年を記念した新作『Helsingin reitit - Helsinki Soundtrack』を発売
画像16: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_11.jpg
15周年記念盤と最新作
今回の会期中には、各会場にて主にハーポヤの音楽作品を扱うPOP-UPの販売コーナーを設置。最新作『Unheard Landscapes』をはじめ、自身および共同プロジェクトhaapoja & illmariの作品、またフィンランドの伝統音楽のレコード・CDをお手にとってご購入いただけます。また、プロジェクトの15周年を記念し、コンピレーション・アルバム『Helsingin reitit - Helsinki Soundtrack』をリリース、発売します。
参考価格:レコード 4,400円(税込)
CD 2,750円(税込)
■来日にあわせ、サウンドスケープとフィンランドの伝統楽器ヨウヒッコの演奏を
組み合わせたコンサートツアーを開催、大阪万博北欧パビリオンでの演奏も決定
ハーポヤは本企画展での来日に伴い、自然や都市のサウンドスケープからなる電子音響と、フィンランドの伝統楽器ヨウヒッコのサウンドを組み合わせたコンサートツアーを行います。
2024年11月、ハーポヤは日本でソロアルバム『Unheard Landscapes』のリリースツアーを成功裏に開催しました。本ツアーはそれに引き続くもので、公演日程には大阪万博の北欧パビリオンでの公演も含まれています。
The project is supported by the Finnish Institute in Japan as part of the pARTir initiative funded by the European Union - NextGenerationEU.
このイベントは、欧州連合(EU)の資金援助による「pARTir initiative」プロジェクト(NextGenerationEU)の一環として、フィンランドセンターの後援を受けて開催
画像17: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_15.jpg
助成一覧
※「Keskusmetsa」の正式表記は「Keskusmetsa」の"a"の上にウムラウト
※「Ensimmainen」の正式表記は「Ensimmainen」の"a"の上にウムラウト
■本件に関するお問い合わせ
国内代表連絡先
O・MORO合同会社
担当 : シオミ ユタカ
Email: shiomi@o-moro.co.jp
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
アーティスト公式サイト(英語): https://mikkohaapoja.net/japan2025
イベント情報(日本語) : https://o-moro.co.jp/mh2025/
※本プロジェクトは、欧州連合(EU)の資金援助による「pARTir initiative」プロジェクト(NextGenerationEU)の一環として、フィンランドセンターの後援を受けて開催します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_2.jpg
「ヘルシンキの道」キービジュアル
■展覧会の会期・会場
会期: 2025年4月3日(木)~13日(日)※4月7日(月)は休館
会場: 東京・谷中 Gallery TEN
〒110-0001 東京都台東区谷中2-4-2
URL : https://galleryten.org/
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_16.jpg
Gallery TENロゴ
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_12.jpg
会場(1) Gallery TEN
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_13.jpg
会場(1) Gallery TEN
会期: 2025年4月19日(土)~27日(日)
会場: 埼玉・飯能 メッツァビレッジ内 Craft bibliotek
〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
URL : https://metsa-hanno.com/metsa/
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_17.jpg
メッツァビレッジロゴ
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_14.jpg
会場(2) メッツァビレッジ内 Craft bibliotek
■Mikko H. Haapoja(ミッコ・H・ハーポヤ) プロフィール
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_1.jpg
ミッコ・H・ハーポヤ
エレクトロアコースティックなフォーク音楽と世界中の音風景の融合を試み続ける、フィンランド・ヘルシンキ出身のミュージシャン、メディアアーティスト、音楽プロデューサー。伝統楽器ヨウヒッコと、同国内でも珍しい低音楽器のベース・ヨウヒッコを軸に、歌、カンテレ、電子ビート、そしてヘルシンキ、東京、イスタンブール、ニューヨーク、バマコといった都市や自然の音風景を多層的に組み合わせた、唯一無二のパフォーマンスを披露する。
ヘルシンキ芸術大学卒業後、母校で「3Dサウンドスケープ作曲」「都市音響芸術」「ライブエレクトロニクスとグローバルミュージック」などを指導。エレクトロフォークデュオ「uni uni」、スポークンワードやラップ、歌を組み合わせた「haapoja & illmari」としても活動し、また毎年様々な音楽アルバムの録音やミキシングも行っている。
■「Helsingin reitit - The Routes of Helsinki」について
「Helsingin reitit - The Routes of Helsinki」は、ミッコ・H・ハーポヤが2010年に始めた長期的なサウンドスケープ・プロジェクトです。本作はフィンランドの首都ヘルシンキの都市の音像を捉え、それをラジオフォニック作品、オーディオビジュアル・インスタレーション、学際的なアート・パフォーマンスとして創作したものです。
ハーポヤのアートは、サウンドスケープを通して、季節のサイクルや年月の経過とともに急速に変化するヘルシンキへと聴く者をいざないます。北欧の首都ヘルシンキでは、常に発展し続けるその中心部にいても、森や自然に簡単にアクセスしてその音を聴くことができ、都市に居ながら、静かな夏の夜を体験することが可能です。
本プロジェクトの最新作「Keskusmetsa(中央の森)」は、2023年にフィンランド代表として、欧州放送連合の「Prix Palma Ars Acustica」コンペティションに参加しました。
展示は、映像作品(『The First Route』2014/2017)、ヘッドフォン用の複数のバイノーラル・サウンド作品、マルチチャンネルのオーディオビジュアル・インスタレーションにより構成され、展示期間にはハーポヤ、そして共にビジュアルデザインを手がけたキラ・レスキネン(文学修士)が、学際的なアートパフォーマンスとアーティストトークを行います。
■「ヘルシンキの道 Helsingin reitit - The Routes of Helsinki 2010-2025」展示内容詳細
メイン展示:Kaupungin iho - The Skin of the City (2025, length 18:26)
<1ch映像/マルチチャンネル 3D音響作品>
画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_3.jpg
展示イメージ(1)
画像9: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_4.jpg
展示イメージ(2)
画像10: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_5.jpg
展示イメージ(3)
画像11: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_6.jpg
展示イメージ(4)
15周年記念展のメインとなるこの作品では、フィンランドの首都を草の根レベルから観察。様々なディテールを盛り込んで、没入感のあるサウンドトラックを映像とともに制作しました。この作品のマテリアルは2015年から2025年の間に撮影され、その間の、街のあらゆる変化をつぶさに捉えています。
展示(2):Ensimmainen reitti - The First Route (2014 / 2017, length 9:10)
<サウンドスケープ、アーバン・ポエトリーとショートフィルム>
画像12: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_7.jpg
展示イメージ(5)
2017年6月に撮影されたポエトリー・ビデオ。
スポークン・ワード・アーティストのillmari(イルマリ)と、ミュージシャンのミッコ・H・ハーポヤ、そしてアマンダ・カウアンネによるヘルシンキのアーバン・サウンドが取り上げられています。
撮影はヨニ・ユーティライネン。作品のサウンドスケープは2010年から2014年にかけ、パシラ(鉄道駅)~ヴァリランラークソ渓谷~アラビアランタ地区~ヴァンハンカウプンギンコスキ(ヘルシンキ旧市街の急流)のルートで撮影されました。
展示(3):Keskusmetsa - The Central Forest (2022, length 19:39)
<ヘッドフォン向けバイノーラル・サウンドコラージュ>
画像13: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_8.jpg
展示イメージ(6)
『Keskusmetsa(中央の森)』は2020年から2022年にかけて録音され、ますます密集していくヘルシンキ市の自然、特に森に覆われながらも危機に瀕している中央公園に焦点を当てています。
このラジオフォニック・サウンドスケープ作品には、鳥のさえずり、さまざまな落葉樹や針葉樹、環状道路、野外コンサート、マウンテンバイクの音、鹿の足音に加え、ハーポヤによる弓を使った竪琴(ヨウヒッコ)の電子音響音楽と、ヘルシンキ最北の森で録音された民俗音楽家、エンミ・クイッティネンによる哀歌が収められています。
ヴァンター川河口とヘルシンキの海岸には、人々がさまざまな方面から訪れます。しかしクイッティネンは「私たちの最も豊かな森、最も美しい空気、そして最も貴重な肺に何が起こっているのか」と、ヘルシンキの都市自然への美しい嘆きの中で問いかけます。
本作は、都市においても自然を守るための頌歌なのです。
COVID-19の最初の夏は航空機の騒音がなく、都市・ヘルシンキで、自然のサウンドスケープを数十年ぶりに詳細に録音することが可能となりました。
このサウンド作品の制作にあたっては、ハルティアラの森、パロヘイナの森、ピルッコラの森、ピトカコスキの斜面林、クンプラの森、ポルナイステンニエミとクーシルオトで録音が行われました。
この作品はフィンランド代表として、2023年に欧州放送連合のラジオ・アート・コンペティション最終選考会Prix Palma Ars Acusticaに出品されました。
展示(4):Katve - Between / Within (2019, length: 7:03)
<バイノーラル・サウンドスケープとアートブック>
画像14: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_9.jpg
展示イメージ(7)
カトヴェ(Between / Within)は、キラ・レスキネンによる写真アートブックと、ハーポヤによるサウンドスケープ・コラージュにより、ヘルシンキの街を屋内から、またはルーフトップの視点で表します。
展覧会で展示される重層的な写真アートブックとともに、都市の音、隠された音、サウンドスケープをお聴きいただけます。
作品は2016年から2019年にかけて撮影され、ファサードに隠された都市の音や、四季折々の都市生活を感じることができるでしょう。
■15周年企画として、GPSベースのモバイルアプリを用いた、
「都市に隠された」新作、『Luotisuora - Beeline (2015/2025)』を
2025年4月6日に公開、本作品を体験できるサウンドウォーク・イベントを開催
画像15: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_10.jpg
展示イメージ ヘルシンキのユニオン通り~シルタサーリ通りの建築軸
『Beeline』は、ヘルシンキで開催された展覧会 「Helsinki Bites」の一部として制作された14分のサウンドスケープ作品から生まれたGPS駆動のモバイル・サウンドアート作品です。
ハーポヤは日本でのギャラリー展示と並行して、本作のジェネラティブ・バイノーラル作品を4月6日公開します。同作品のオリジナルはヘルシンキ市立博物館で常設展示として展示されているもので、このたび新たにGPSベースのモバイルウェブアプリを用いて、東京都心の喧騒の中、位置情報に応じて体験することが可能です。
『Beeline』は、長くまっすぐなユニオン通り~シルタサーリ通りの建築軸と、そこでの2015年夏の都市生活をテーマにしています。本作は、旧ヘルシンキ天文台の丘から元老院広場まで、そして地下鉄でハカニエミ市場広場まで、そしてカッリオ教会まで往復する音のルートを描いています。
ハーポヤは、この作品を移動式のサウンド作品として東京の真ん中に持ち込むことで、ヘルシンキの音への入り口を作り出し、人々を実験へと誘います。
賑やかな大都会を歩くとき、ヘルシンキの中心部のサウンドスケープを聴くとどう感じるか?リスナーがルートを移動するにつれ、作品は自動的に変化します。
※本作品はお手持ちのスマートフォンから、位置情報を利用したWebサービスにて提供されます。
作品の詳細については、下記Webサイトおよび日本語公式ページにて追って情報公開します。
作品設置場所 : 茅場町界隈・大手門の間
演奏時間 : 20~30分
技術的条件 : ヘッドフォン、スマートフォン、ウェブブラウザのGPS機能
作品へのリンク: https://mikkohaapoja.net/beeline
■サウンドウォーク・イベント"TOKYO SOUND WALK"
アーティストが先導し、都市空間を聴く、サウンドウォークイベントを開催。最初は東京の中心部の音、次にヘッドフォンを用いてヘルシンキのサウンドスケープを体感し、ヘルシンキと2015年の夏への「音のポータル」を作り出します。東京駅で集合して、1.5時間程度歩きながら作品を体験いただけます。
日時 :2025年4月6日 14:00-15:30
集合場所:東京駅丸の内北口をでてすぐの屋外にて集合
参加費 :無料
持ち物 :GPS機能搭載のスマートフォンとご自身のヘッドフォン、イヤフォン
■展覧会会期中はハーポヤの音楽作品を販売するPOP-UPを開催、
15周年を記念した新作『Helsingin reitit - Helsinki Soundtrack』を発売
画像16: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_11.jpg
15周年記念盤と最新作
今回の会期中には、各会場にて主にハーポヤの音楽作品を扱うPOP-UPの販売コーナーを設置。最新作『Unheard Landscapes』をはじめ、自身および共同プロジェクトhaapoja & illmariの作品、またフィンランドの伝統音楽のレコード・CDをお手にとってご購入いただけます。また、プロジェクトの15周年を記念し、コンピレーション・アルバム『Helsingin reitit - Helsinki Soundtrack』をリリース、発売します。
参考価格:レコード 4,400円(税込)
CD 2,750円(税込)
■来日にあわせ、サウンドスケープとフィンランドの伝統楽器ヨウヒッコの演奏を
組み合わせたコンサートツアーを開催、大阪万博北欧パビリオンでの演奏も決定
ハーポヤは本企画展での来日に伴い、自然や都市のサウンドスケープからなる電子音響と、フィンランドの伝統楽器ヨウヒッコのサウンドを組み合わせたコンサートツアーを行います。
2024年11月、ハーポヤは日本でソロアルバム『Unheard Landscapes』のリリースツアーを成功裏に開催しました。本ツアーはそれに引き続くもので、公演日程には大阪万博の北欧パビリオンでの公演も含まれています。
The project is supported by the Finnish Institute in Japan as part of the pARTir initiative funded by the European Union - NextGenerationEU.
このイベントは、欧州連合(EU)の資金援助による「pARTir initiative」プロジェクト(NextGenerationEU)の一環として、フィンランドセンターの後援を受けて開催
画像17: https://www.atpress.ne.jp/releases/430139/LL_img_430139_15.jpg
助成一覧
※「Keskusmetsa」の正式表記は「Keskusmetsa」の"a"の上にウムラウト
※「Ensimmainen」の正式表記は「Ensimmainen」の"a"の上にウムラウト
■本件に関するお問い合わせ
国内代表連絡先
O・MORO合同会社
担当 : シオミ ユタカ
Email: shiomi@o-moro.co.jp
詳細はこちら
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