米議会指導部、つなぎ予算案で合意か 19日の期限控え

1月13日、 米議会指導部は翌週末に迫る連邦政府の一部閉鎖を回避するため、3月までの政府資金を手当てする2段階のつなぎ予算案で合意した。写真は米議会。2023年8月撮影(2024年 ロイター/Kevin Wurm)
[ワシントン 13日 ロイター] - 米議会指導部は翌週末に迫る連邦政府の一部閉鎖を回避するため、3月までの政府資金を手当てする2段階のつなぎ予算案で合意した。事情に詳しい関係者が13日、ロイターに明らかにした。
CNN、米政治ニュースサイトのポリティコとパンチボールは先に、議会指導部が3月1日と3月8日までの資金を手当てするつなぎ予算案で合意したと報じた。
別の関係筋はロイターに対し、これらの報道は正確だと語った。
民主党上院トップ、シューマー院内総務の広報担当者は、合意の詳細が14日にオンラインで公表される見通しと述べた。
運輸省など一部政府機関の予算は19日に、国防総省などの予算は2月2日に期限切れとなる。
与野党の指導部は今月7日、2024会計年度(23年10月─24年9月)の歳出規模を1兆5900億ドルとすることで合意した。ただ、19日までに法案を可決できなければ、一部の政府機関が閉鎖に追い込まれる。
こうした中、上下院の与野党交渉担当者が24年度の歳出法案で合意し、法案を成立させる時間を確保するため、つなぎ予算が必要との声が議員から上がっていた。