ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々
ミャンマーに関心を持ったあなたが今日からできること
皆さんこんにちは。
ミャンマーエンタメプロデューサー新町智哉です。
今月も張り切って発信していきたいと思います、よろしくお願いします。
さて、この一カ月でミャンマーは更に色々とありました。
日本の皆さんの気になるとミャンマーのニュースといえば、やはり軍による久保田さんの不当拘束やミャンマーで数十年ぶりの死刑が執行され国際社会が軍の施政に大ブーイングを出した事などではないかと思います。
この件に関しては色々と書きたい事もあります。
書きたい事もありますが、このワールドボイスだけでは中々語り切る事が出来ない(非常に長くなってしまう)のでその辺りは今後の様子も踏まえて今ここで語るのはやめておこうと思います。
ミャンマーを応援する沢山の方々がこのことについては言及しているのでその辺りを読んでいただければ幸いです。
中には軍に親和的な言説などもありますが、現状ミャンマーにもっと良い国になって欲しいと思っているのかどうか?
つまりは建設的な話になっているかどうかで判断してみてはどうかと私は思っています。
批判はあってしかるべきだと思いますが、その言説や議論がそもそも生産的な意図で書かれていないものに私は全く意義を感じませんし、全く価値のないものだなと思っています。
ここでは書きませんが、その辺りを言いたい放題語っている配信があるので是非皆さんに聞いていただけると嬉しいです。
毎週火曜日、つまりは今日も配信しています。
是非、clubhouseのフォロー、もしくは私が運営しているFBグループをフォローしていただき聴いていただけたら幸いです。
そして前回の配信が我ながらこれでもかという位言いたい放題言ってやったのでアーカイブを聴いてみてください。
よろしくお願いします。
それでは本題です。
さて、ミャンマーの事を外部に発信するようになってから3年程になります。
最初は非公開のグループでひっそりとミャンマーのエンタメについて思う事や自分がやってきたこと、これからやろうとしている事などを書いていました。
2019年の初頭から始めたこの活動は非公開でのグループそして、note、このワールドボイスを合わせると80万文字を超えているようです(ザックリと集計した結果ですので実際はもっと書いていると思います)
ありがたい事にテレビやラジオなどの媒体でも様々な形でミャンマーについて私の想いを話する機会もいただけました。
これまで応援のお声掛けやメッセージなども沢山いただきました(いつも本当にありがとうございます、凄く励みになっています)
そんな私がもっともよくされる質問に
「私が何かミャンマーの為にできる事があるんでしょうか?」
というのがあります。
色んなイベントなどでお話させていただいた時や私の記事などを読んで感想と共にメッセージで質問いただく時などがあります。
ミャンマーの事は何となくニュースなどで知ってはいたが、私の話を聞いてくださった上で何かしなければと思っていただけたのは凄く嬉しい事です。
そして、現状大変なミャンマーの為に何かしたいのだけれど、何をしていいのかわからないという方がやはり多いんだなと感じています。
残念ながらまだまだミャンマーへの関心が高い人は決して多いとは言えません。
そんな中、今日始めようと思った人にとっては「何か行動を起こす」というのはハードルの高い事なのかもしれません。
ミャンマーを知る事?寄付する事?何かボランティア活動でミャンマーの為に行動する事?
勿論それも大切な事で素敵な事ではありますが、もし私がそんな皆さんの立場であればいきなりそんな事ができるのかというとやはりそう簡単な事ではないと思います。
ですが、今も、そしてこれからもそんな人たちの動きこそが凄く重要だと思っています。
問題が非常に大きく複雑で、そして今もミャンマー国民の置かれている現状が厳しすぎるが故に二の足を踏んでしまう事は仕方ない事だと思います。
更に小さな寄付なども「これだけの事では意味がないのではないか?」などと考えてしまう人も多いのではないでしょうか?
今日はそんな人に私がいつもアドバイスしている事を伝えたいと思います。
「私なんかが」とか「こんな小さな事では何も意味がないのでは?」
と思ってしまうあなたにしか出来ない大切な事があります。
それは
あなたの大切な人と、今日感じたミャンマーの事を話す
という事です。
いかがでしょうか?
そんな事?と思った方もいるかもしれません。
ですが、非常に大事な事でそれでいて80万文字以上ミャンマーについて発信している私でも出来ないような凄い事です。
親でも兄弟でも友達でも仕事仲間でも構いません。
ミャンマーの話であなたが感じた事を共有してみてください。
勿論ただ話すだけではなく次に繋がるような事があればもっと良いとは思います。
ですが、あまり気負わず話していただければ充分だと思います。
あなたの大切な人との時間を使う訳ですから自然とあなたも大切に話をしてもらえると思います。
そすれば仮に相手の心があなたが動いたように大きく動く事はなくてもきっと次にあなたがするべきことは見えてくるのではないでしょうか?
きっとその答えも私には出せないものだと思います。
ミャンマーを救う為にはまだまだそういった方が充分ではないのが現状です。
一人でも多くの方に動いて欲しいと願っていますが、そのためにも一人一人の大切な時間を使ってミャンマーについて話していくことが大事なのだと思っています。
どんな事でも構いません。
あなたと誰かの大切な時間をミャンマーへ向けていただければ幸いです。
今日も私のミャンマーの話に時間をいただいてありがとうございました。
それではまた明日。
著者プロフィール
- 新町智哉
映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。
Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan