ダイバーシティ先進国ベルギーから観る欧州 LGBTQI 事情
冬至の夜は灯りで窓辺を飾ろう!キャンペーン♪
ブリュッセル市が呼びかける手作りの灯りの演出
さて、その明日21日の冬至当日、ここベルギー・ブリュッセルでは19の区がそれぞれ非営利団体と協力し、一年で一番暗い夜を日没後の午後5時から10時まで家の窓周りを明るく照らそう!というキャンペーンを展開中です。フランス語で"voir la lumière"、オランダ語で "t'lichtzien"「灯りを見よう!」と題したこのキャンペーン、コロナで各種イベントが中止となり、自由に外に出掛けたり、大勢で集まったり出来ない状況の中、せめて窓辺を明るく灯し、近隣の住民と連帯を感じようというのが目的です。
非営利団体の Patrimoine à Roulettes が作成した 小冊子をダウンロード すると、オリジナリティー溢れる遊びゴコロをくすぐるアイデアがいくつも紹介されていて、特別な材料を使うことなく、家の中にあるもので光や色、影などを生み出すヒントが詰まっています。 いくつかYouTubeでも紹介されてもいるので動画をUPしておきますね。
メキシコの切り絵 パペル・ピカード風
クリスマスイルミネーションのように、必ずしもお店で売っているような派手で豪華な電飾を新しく買ってきて飾り付ける必要はないのです。
アルミホイルを使ったもの
ペットボトルを工作したもの
著者プロフィール
- ひきりん
ブリュッセル在住ライター。1997年ドイツに渡り海外生活スタート、女性との同棲生活中にゲイであることを自覚、カミングアウトの末に3年間の関係にピリオドを打つ。一旦帰国するも10ヶ月足らずでベルギーへ。2011年に現在の相方と出逢い、15年シビル・ユニオンを経て、18年に同性婚し夫夫(ふうふ)生活を営み中。
ブログ:ヨーロッパ発 日欧ミドルGAYカップルのツレ連れ日記
Twitter:@hiquirin