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NYで生きる!ワーキングマザーの視点

ベイリー弘恵|アメリカ

ランチからラーメン店でかなりヘビーに食べているニューヨーカー

©NY1page.com LLC,

少し前に、ニューヨーク在住の超有名なご夫婦も食べに行かれたという一風堂。ランチブレイクに一人で行くことにした。氷点下のマンハッタンは、寒いっていうのを通り越して、凍りそうだ。ブルブル震えながら歩いていたら、巨大なネズミの死骸が道路に平たくなっていた。これぞマンハッタン、強烈と思いながら凍ってる歩道で滑らないように気をつけながら歩く。

オミクロンでまたオフィスがクローズしているところも多いのだろう、思ったより空いていた。カウンターに数名が座っているだけ。カウンターが四角く囲む状態になってるんだけど、私の向かい側に座っている若いショートヘアの白人女性は、チャーシューとレタスの挟まってるバーガーみたいなのを食べていた。平田バンズっていうらしい。肉まんの皮みたいな生地がバンのバーガー(日本ではバンズって称されるようだが、英語の単数形は bun〈バン〉なのでアメリカではバンって呼ばれることが多い)

そしてコーラーのようなものも飲んでいる。初っ端から、こんなに食べてたら、ラーメンまで行きつくのだろうか?って疑問だったが、赤い丼に入ってる、赤丸新味を普通に食べていた。私は、せっかちなので、メニューをじっくり見る気にもならず、一番最初に書いてる白丸元味を食べた。ニューヨークのラーメンは、日本のラーメンみたいに熱くない。おそらく熱すぎて火傷でもさせちゃうと訴えられるからかもしれない。

外が寒すぎたからか、スープはとても熱く感じた。これぞ博多の味!とまでは思わなかったのだけど。。。博多には、一風堂よりも美味しいラーメン屋さんがたくさんあるので、めったに一風堂には行かなかった。って一言よけいだよね。

右斜め前に座っていた二人の白人男性は、肉の炒めものみたいなのが別の皿に盛られてきていて、そのまま流し込むように丼に移していた。あまりじっくり観察できなかったので、何を食べてたのかはわからない。が、私のラーメン一杯が18ドルということは、彼らがオーダーしているものは、ランチから30ドルコースというのは間違いない。前の女性のメニューも、バンが5ドルでラーメン19ドルにコーラーが3ドル。私のラーメン一杯も税金とチップで23ドルくらい。水飲んだだけなのに。。。働いてる人たちの給料も高いし、材料費も高いニューヨークでは、お料理の値段が上がってしまうのも仕方ない。

ファーストフード店で働くウエイターにも、時給15ドルという最低賃金が保証されているニューヨーク。

New York City

- Full. Min. Wage Rate (as of 12/31/21)

  • $15.00 per hour
  • Up to $5.00, with $10.00 per hour in house pay (Tip Credit)

Long Island and Westchester County

--- Full. Min. Wage Rate (as of 12/31/21)

物価ばかり上がっていっても、巨大なネズミの死骸が普通に転がっている街ニューヨーク。世界一の都市って言われてるのって、そろそろ終わりかもしれないと思ったりする。というのも、店がどんどんクローズしていて、オープンしてる店のほうが少なくなっている。特に冬だからか、華々しさもない。それでも、日系の居酒屋が明日からオープンするらしいので、そこだけはちょっと興奮させられた。そこもきっと軽く一杯飲んだら100ドル超えなんだろう。

https://ippudony.com/



 

Profile

著者プロフィール
ベイリー弘恵

NY移住後にITの仕事につきアメリカ永住権を取得。趣味として始めたホームページ「ハーレム日記」が人気となり出版、ITサポートの仕事を続けながら、ライターとして日本の雑誌や新聞、ウェブほか、メディアにも投稿。NY1page.com LLC代表としてNYで活躍する日本人アーティストをサポートするためのサイトを運営している。

NY在住の日本人エンターテイナーを応援するサイト:NY1page.com

ブログ:NYで生きる!ベイリー弘恵の爆笑コラム

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