観光客向け「ギャングツアー」まであるロサンゼルス...地図に載らない危険な境界線はどこか
縄張りとその境界の重要性はさらに高まった。それでも、現在ストリート・ギャングの悪名の原因となっている暴力は、この時期ほとんど見られなかった。戦いの大部分は殴り合いに限定されており、極端なケースでナイフなど金属製の道具が使われるぐらいで、殺人はごく稀だった。
1965年になると、かつての人種対立が再燃した。マーケット・フライという黒人男性とその母親、義理の兄弟が、白人警官と立ちまわりを演じたことが、ロサンゼルス市警(LAPD)と州兵がワッツの街に投入された6日間の暴動のきっかけになった。
その後、ギャングのメンバーの多くが、警察の嫌がらせと残虐行為に立ち向かう2つの黒人至上主義団体、ブラックパンサー党とUSオーガニゼーションに加入したこともあって、ギャング活動は一時的に休止した。
しかし、サウス・セントラル・ロサンゼルスにおける黒人同士の新しい連帯は長続きしなかった。FBIのプロパガンダに惑わされて道を誤った2つの団体は、新人勧誘と支配権をめぐってたがいを敵と見なした。
サウスイースト・ロサンゼルスを中心に、メンバー同士の撃ち合いが何度か行われたが、最も有名なのは、1969年1月17日にカリフォルニア大学ロサンゼルス校のキャンパスで起こった銃撃戦である。その際、ブラックパンサー党の2人の指導者アルプレンティス・「バンチー」・カーターとジョン・ハギンズが死亡した。黒人コミュニティ内で修復困難な分裂が生じ、暴力事件が路上で多発するようになった。
※第2回:クリップスとブラッズ、白人至上主義、ヒスパニック系...日本人が知らないギャング犯罪史 に続く
『世界は「見えない境界線」でできている』
マキシム・サムソン 著
染田屋 茂、杉田 真 訳
かんき出版
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)
-
東京都港区/外資系企業での一般事務・庶務業務
日本アスペクトコア株式会社
- 東京都
- 月給22万700円~
- 正社員
-
港区/アカウントマネージャー 既存営業/乳製品貿易トップシェアの外資系メーカー/リモートワーク可
フォンテラ ジャパン株式会社
- 東京都
- 年収860万円~1,100万円
- 正社員
-
大手町/英語力を活かせる/オフィス移転のセールスコンサルタント 外資系案件/土日祝休/リモート可
株式会社フロンティアコンサルティング
- 東京都
- 年収550万円~750万円
- 正社員
-
グラフィックデザイナー/外資系大手ブランド多数/百貨店、商業施設、店舗SPツール・展示会用パネル等
株式会社ユウクリ
- 東京都
- 月給21万円~28万円
- 正社員 / 派遣社員