最新記事
NBA

相手選手の股間に蹴り...危険行為連発のドレイモンド・グリーンを「使うべきじゃない」とESPNアナリスト

Warriors News: Draymond Green Tries to Kick Opponent, Gets Slammed by ESPN Analyst

2024年4月1日(月)17時40分
ノア・カムラス
ドレイモンド・グリーン

3月27日のオーランド・マジック戦で、第1クオーターに2つのテクニカルファウルを受け、試合開始早々に退場となったドレイモンド・グリーン Marty Jean-Louis/Sipa USA via Reuters Connect

<NBAゴールデンステート・ウォリアーズのスター選手だが、今シーズンは試合中に相手選手をチョークホールドしたり顔面を殴ったりする場面も>

NBAゴールデンステート・ウォリアーズのスター選手、ドレイモンド・グリーンがまたもや騒動を起こした。

【動画】股間にキック未遂、顔面パンチ、チョークホールド...グリーンが試合中に起こした数々の問題行為

3月29日、ウォリアーズがシャーロット・ホーネッツを115対97で下した試合で、グリーンはホーネッツのフォワード、グラント・ウィリアムズと終始やり合っていた。複数回にわたってもつれ合った末、ついにグリーンがフラストレーションを爆発させた。

第4クオーター、ウォリアーズが着々と勝利への歩みを進めるなか、ウィリアムズとグリーンがペリメーター(ミドルレンジ)でマッチアップ。ディフェンスのウィリアムズが近すぎると感じたグリーンは、脚を上げてウィリアムズの股間を蹴ろうとしたように見えた。幸いにも急所は外したが、もし命中していたらグリーンは深刻な事態に陥っていたかもしれない。このときの映像をNBA BuzzがXに投稿している。

グリーンとウィリアムズはNBAでも特にフィジカルの強い選手として有名だ。そしてこれは2人にとって初めての事件ではない。

NBAアナリストは放出を提言

2月にもウォリアーズがホーネッツを97対84で破った後、グリーンは記者会見でウィリアムズを非難した。試合終了間際に起きた両チームの選手同士の小競り合いがきっかけだ。グリーンは試合後の記者会見で次のように語っている。

「グラント・ウィリアムズはあれをやめるべきだ」とグリーンは言った。「タフガイのように振る舞うのは彼にとって絶対に間違っている。彼は本当にナイスガイだ。そしてなぜか彼は嫌われ者になろうとしている。はっきり言えるのは、この世界はいつも楽しいわけじゃないということだ。いいときばかりじゃない。よくわからないが彼はそれを理解する必要がある。実際、ダラス(マーベリックス)を去ることになったのはしゃべりすぎたためだ。やりすぎたんだよ。そして今も彼はしゃべりすぎている。もっとスローダウンして、タフガイのように振る舞うのをやめた方がいいだろう」

グリーン自身も、バスケットボールのプレイ以外の問題が山積みだ。

まず今季だけで複数回の出場停止処分を受けている。ミネソタ・ティンバーウルブズのセンター、ルディ・ゴベアをチョークホールドしたこと、フェニックス・サンズのセンター、ユスフ・ヌルキッチの顔を殴ったことなどが原因だ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ショルツ独首相、2期目出馬へ ピストリウス国防相が

ワールド

米共和強硬派ゲーツ氏、司法長官の指名辞退 買春疑惑

ビジネス

車載電池のスウェーデン・ノースボルト、米で破産申請

ビジネス

自動車大手、トランプ氏にEV税控除維持と自動運転促
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 2
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱が抜け落ちたサービスの行く末は?
  • 3
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 4
    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…
  • 5
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 6
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 7
    ウクライナ軍、ロシア領内の兵器庫攻撃に「ATACMSを…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    若者を追い込む少子化社会、日本・韓国で強まる閉塞感
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 7
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 8
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 9
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 10
    中国富裕層の日本移住が増える訳......日本の医療制…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 9
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中