東京五輪選手村の段ボールベッドは「セックスしても大丈夫」 アイルランド体操選手が飛び跳ね証明
東京五輪の選手村で使用されるベッドは激しい運動に耐えられる強度がなく、選手らが性行為に利用できないようになっているといううわさについて、アイルランド代表の男子体操選手、リース・マクレナガンが、ベッド上で飛び跳ねる動画を投稿して否定した。6月代表撮影(2021年 ロイター)
東京五輪の選手村で使用されるベッドは激しい運動に耐えられる強度がなく、選手らが性行為に利用できないようになっているといううわさについて、アイルランド代表の男子体操選手、リース・マクレナガンが、ベッド上で飛び跳ねる動画を投稿し、「フェイク(偽)ニュースだ」と否定した。
選手村のベッドはリサイクル可能な段ボール製のフレームのほか、大会後にプラスチック製品として再利用されるポリエチレン素材のマットレスでできている。
提供元のエアウィーヴによると、ベッドの耐荷重は約200キロだが、新型コロナウイルス流行を受けて社会的距離を維持させるため、複数の人が乗ると壊れるよう段ボールで作られているという一部メディアの報道もある。
マクレナガンは投稿した動画で、「ベッドはアンチ・セックスで、段ボール製だから急に動くと壊れるようになっていると言われている。これはフェイクだ。フェイクニュースだ」と述べ、ベッド上で飛び跳ねた。
この投稿について、五輪の公式ツイッターアカウントは19日、マクレナガンがうわさを否定してくれたと感謝し、「持続可能な段ボール製のベッドは頑丈だ」と投稿した。