東京都11日のコロナ感染1219人、月曜として初の4桁台 入院・療養等調整中が7000人突破
東京都では医療提供体制のひっ迫を受けて入院・療養等調整中が7000人を突破した
東京都は11日、都内で新たに1,219人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。月曜として過去最多で初の4桁台となった。
この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:37人(約3%)
10代:72人(約6%)
20代:356人(約29%)
30代:204人(約17%)
40代:183人(約15%)
50代:177人(約15%)
60代:75人(約6%)
70代:58人(約5%)
80代:39人(約3%)
90代:18人(約1%)
となっている。また65歳以上の高齢者は151人となっており、全体の12%を占めている。
また、重症者は前日の128人から3人増えて131人となっている。
これで1月に入って都内で確認された陽性者の合計は12,224人。また累計では76,163人となった。
医療体制がひっ迫、自宅療養者と入院・療養等調整中が急増
感染拡大は、PCR検査で陽性者が確認される陽性率にも表れている。7日間移動平均値による陽性率は14.9%と、緊急事態宣言解除後としては最高になっている。また、医療提供体制のひっ迫を受けて自宅療養者と入院・療養等調整中が増加。ともに7,000人を突破し、合計で14,525人となっている。
これらの人びとの体調確認などに保健所が忙殺されることで、新規陽性者の感染経路を追い切れず、さらなる新規陽性者が増加するという悪循環が生じている。