FRB金利6月まで据え置きの観測高まる、パウエル議長発言受け

フェデラルファンド(FF)金利先物市場で4日、連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始を6月の連邦公開市場委員会(FOMC)まで待つとの見方が高まった。2022年6月撮影(2025年 ロイター/Sarah Silbiger)
[4日 ロイター] - フェデラルファンド(FF)金利先物市場で4日、米連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始を6月の連邦公開市場委員会(FOMC)まで待つとの見方が一層高まった。パウエルFRB議長による発言が材料視された。
パウエル議長はこの日、ビジネスジャーナリストの協会で講演し、トランプ関税は予想より高く、インフレ高進と成長鈍化のリスクがあるとの見方を示した。
市場が予想する5月のFOMCで利下げが開始される確率は約45%と、序盤の50%超から低下した。
年末の政策金利は3.29%になるとの見方を織り込んでいる。
これより先、市場ではすでに、この日発表された3月米雇用統計を受け、FRBが利下げ開始を6月のFOMCまで待つとの見方が高まっていた。
ただ、初回の利下げ幅は通常より大きい50ベーシスポイント(bp)になると予想され、市場は依然としてFRBが年内に計100bpの利下げを実施するとの見方を織り込んでいる。
3日に中国が米への関税対抗措置を取ると宣言したことで、雇用統計発表前にはFRBの利下げ開始が早まるとの観測が高まっていた。
3月の非農業部門雇用者数は22万8000人増加し、エコノミスト予想の13万5000人増を大幅に上回った。