新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(5日現在)
■米抗議デモ、被害受けた企業に損害の補償を=カリフォルニア州知事
米カリフォルニア州のニューソム知事(民主党)は4日、黒人暴行死事件に端を発する抗議デモで被害を受けた企業について、損害が補償されるべきとの考えを示した。
■カナダ、新型コロナ感染拡大ペースが鈍化 特定地域に集中
カナダ公衆衛生局は4日、同国における新型コロナウイルス感染拡大のペースが大幅に鈍化しており、過去2週間は感染の90%がオンタリオ州とケベック州に集中しているとのデータを発表した。
■英消費者信頼感指数、5月後半は2009年以来の低水準
市場調査会社GfKが5日に発表した5月後半の英消費者信頼感指数はマイナス36となり、前半のマイナス34からさらに低下した。
■ドイツ経済諮問委、20年成長率予想をマイナス6─7%に引き下げ
ドイツ政府の経済諮問委員会は、2020年の成長率について、新型コロナウイルス流行の影響でマイナス6─7%になる見込みとし、3月時点から見通しを引き下げた。同委員会のラルス・フェルト委員長が5日、独紙フンケに対し明らかにした。
■ラガルド氏、前任者に吹かなかった財政の追い風を享受
ある人物の器量は危機を迎えた際にはっきりと分かるものだ。そうだとしても、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の場合、評価が幾分割り増しされているように見える。
■ポルトガルGDP、新型コロナで今年は6.9%のマイナス成長=首相
ポルトガルのコスタ首相は4日、新型コロナウイルスの世界的流行の影響から、今年の同国国内総生産(GDP)が6.9%減少するほか、失業率は9.6%に上昇する公算が大きいとの予想を示した。
■インド、地方でも感染広がる 多くは帰省した出稼ぎ労働者
インド国内の7つの州のデータによると、国内の新型コロナウイルスの感染は、都市部にいた多数の出稼ぎ労働者が帰省することで、地方でも広がりつつある。
■BUZZ-外株:米スラックが時間外16%安、四半期売上高に投資家失望
*ビジネス対話アプリを手掛ける米スラック・テクノロジーズが時間外取引で16%安。四半期売上高の伸びがさえず、リモートワークの拡大で需要急増を見込んでいた投資家の失望売りがかさんだ。
■EU、新型コロナワクチン確保に向け27億ドルの緊急基金活用へ
欧州連合(EU)は24億ユーロ(27億ドル)の緊急基金を有望な新型コロナウイルスワクチンの確保に使う準備を進めており、3日に開かれた外交官会議で協議した。複数のEU当局者がロイターに明らかにした。
■ドイツの新型コロナ経済対策は「非常に好ましい」=欧州委員
欧州連合(EU)欧州委員会のジェンティローニ委員は4日、ドイツが打ち出した総額1300億ユーロの新型コロナウイルス経済対策を高く評価した。
■米企業の破産法適用申請、5月は前年比48%増加
米国で企業の連邦破産法11条の適用申請件数は、5月に前年比48%増加した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業などが響いた。American Bankruptcy Institute(ABI)が4日に発表した。
■米ギャップ、第1四半期は大幅赤字 新型コロナで店舗休業響く
米衣料品小売大手ギャップが4日発表した第1・四半期(5月2日終了)決算は、9億3200万ドルの赤字となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗休業を受け一部資産で評価損を計上したことが響き、株価は引け後の時間外取引で約5%下落した。
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