新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(27日現在)
■ブラジルの新型コロナ死者、2万4512人に増加=保健省
ブラジル保健省は26日、国内のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)による死者が直近24時間で1039人増え、2万4512人に達したと発表した。
■コロナ禍でEU資本市場同盟に最高レベルの政治支援を=推進団体
新型コロナウイルス感染の大流行で打撃を被った欧州企業の資金調達を円滑化するため、欧州連合(EU)の「資本市場同盟」推進を提言するフォーラムは26日、トップレベルの政治的支援がなければ取り組みは実を結ばないと訴えた。
■仏ルノー、2024年までに5000人削減へ=フィガロ紙
仏フィガロ紙は26日、同国の自動車大手ルノーが2024年までに5000人の人員を削減する計画を近く発表すると報じた。総額20億ユーロ(22億ドル)のコスト削減策の一環。
■ロシアの対独戦勝記念パレード、6月24日に開催=プーチン大統領
ロシアのプーチン大統領は26日、新型コロナウイルス感染拡大のため延期した第二次大戦における旧ソ連の対独戦勝記念軍事パレードを6月24日に開催すると表明した。
■ディズニー、フロリダのテーマパークの段階的再開計画を提出へ
米娯楽大手ウォルト・ディズニーは、フロリダ州オーランドにあるテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド」の営業を段階的に再開する計画を同州オレンジ郡の作業部会に27日提出すると明らかにした。
■〔ファンドビュー〕クレジット物を「小幅なオーバーウエート」に=ブラックロック
ブラックロック・インベストメント・インスティテュート(BII)は26日、先進国の国債のリターンが今後5年間マイナスになると予想、中銀の異例の対策を受けてクレジット物の見通しを「小幅なオーバーウエート」に引き上げた。
■4月のロシア小売売上高は予想超す減少、コロナ封鎖1カ月分の初統計
ロシア連邦統計局の26日発表によると、4月の同国小売売上高は前年同月比で23.4%、前月比で28.5%、それぞれ減少した。4月は、月初から月末まで新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)の影響を受けた初めての月となった。
■世界の航空会社、コロナ危機後も厳しい財務状況に=業界団体
国際航空運送協会(IATA)は26日、世界の航空業界は、新型コロナウイルス危機収束後も、政府や民間部門から受けた多額融資の返済負担により、財務状況が厳しくなるとの見方示した。
■カナダ公的年金、債券投資拡大に「相当な意欲」=CEO
カナダの公的年金積立運用機関、カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)のマーク・マシン最高経営責任者(CEO)は26日、資産構成を一層多様化してリスクを軽減するために債券投資を拡大することに「相当な意欲」を持っていると述べた。またエネルギー分野で運用している資産に不安感はないと強調した。
■欧州委、1兆ユーロ超の復興計画提示へ 域内経済を立て直し
欧州連合(EU)の欧州委員会は27日、新型コロナウイルスで打撃を受けた域内経済を立て直すため、1兆ユーロを超える復興計画を発表する。交付金・融資・保証が柱となるが、加盟国からは発表前から賛否両論が出ている。
■カナダ中銀、必要となれば追加刺激策の実施が可能=総裁
カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は26日、同国経済が新型コロナウイルス流行の危機から回復するのに伴い、中銀は2%のインフレ目標を達成するために必要となれば一段の金融刺激策を実施できるとの見方を示した。
【関連記事】
・経済再開が早過ぎた?パーティーに湧くアメリカ
・東京都、新型コロナウイルス新規感染10人 15人未満が12日連続
・「検査と隔離」もウイルス第2波は止められない 米専門家
・新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている