新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(26日現在)
■英首相側近、都市封鎖中の移動巡り辞任せず 「理にかなった行動」
ジョンソン英首相側近のドミニク・カミングス上級顧問は25日、ロックダウン(都市封鎖)中に妻と4歳の息子を伴って400キロ離れた親類宅を訪問していたことの責任を取って辞任はしないと表明した。
■トヨタ・日産・ホンダ、メキシコで順次操業再開へ
トヨタ自動車<7203.T>のメキシコ部門がバハ・カリフォルニアとグアナフアトの両州で段階的な操業再開に向けた準備を進めている。同社の広報担当が25日、ロイターに明かした。
■新型コロナ「第2波」早期到来も、WHOが感染減少国に警鐘
世界保健機関(WHO)で緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は25日、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置を性急に解除すれば、ウイルス感染例が減少しつつある国が直ちに感染の「第2波」に見舞われる恐れがあると警鐘を鳴らした。
■英、6月に小売店の営業順次再開 死者数はなお増加
英国のジョンソン首相は25日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策を段階的に解除し、安全基準の下で6月1日から百貨店やショッピングモールなどの営業を順次再開すると明らかにした。
■米民主バイデン氏、10週間ぶりに遊説 コロナ外出自粛以降初めて
米大統領選で民主党の候補指名を確実にしたジョー・バイデン前副大統領は25日、約10週間ぶりに遊説にした。バイデン氏は新型コロナウイルスの流行が始まってから外出を自粛し、自宅からオンラインなどを通じ選挙戦を展開していた。
■トランプ米大統領、週末ゴルフを擁護 「軽い運動」
トランプ米大統領は25日、自身が週末にゴルフをして過ごしたことについて「軽い運動」のためと擁護した上で、「大罪のように」報じられたと非難した
■イタリア、新型コロナ死者3.3万人に迫る 新規感染300人に減少
イタリアの保健当局は25日、新型コロナウイルス感染による24日の新たな死者が92人となり、前日の50人から増えたと発表した。新たな感染者は300人で、前日の531人から減少した。
■WHO、抗マラリア薬のコロナ治療試験一時停止 安全データ検証
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日、抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」を新型コロナウイルス感染症治療に利用する試験について、安全検査委員会がデータの検証を終えるまで、一時停止したことを明らかにした。
■オランダ、ミンクから人への新型コロナ感染を2件確認=農業相
オランダのスハウテン農業相は25日、国内のミンク毛皮農場で飼育されているミンクから人への新型コロナウイルス感染が2件確認されたと発表した。
■タイ、東南アジアで安価なコロナスワクチン提供目指す=研究者
タイの新型コロナウイルスワクチンの開発プロジェクトを率いる研究者は、誰の手にも届く安価なワクチンを東南アジア諸国に供給することを目指していると述べた。
■EU、対面型の首脳会議開催も 予算・復興基金協議で=外交筋
欧州連合(EU)は共通予算と新型コロナウイルス復興基金を巡る協議を行うために、向こう数週間でテレビ会議方式ではなく、実際に顔を合わせての首脳会議を開催する可能性がある。外交筋や当局筋が明らかにした。
■トランプ氏、共和党全国大会の開催地変更も 社会的距離維持なら
トランプ米大統領は25日、8月にノースカロライナ州で予定される共和党全国大会について、新型コロナウイルス流行に伴うソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)措置の下で開催を余儀なくされるのであれば、開催地を他に移す可能性があるとの考えを示した。
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