新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(26日現在)
■タイ、第3四半期に国内観光支援で景気刺激へ
タイ政府は25日、新型コロナウイルス感染の世界的大流行で落ち込んだ経済を刺激するため、第3・四半期に国内観光産業への支援策を実施する方針を発表した。
■NZ航空、2020年度は赤字を予想 新型コロナが影響
ニュージーランド(NZ)航空は26日、新型コロナウイルス感染防止のための渡航規制の影響で2020年度(6月30日終了)は赤字になるとの見通しを示した。
■〔GRAPHIC〕カナダの銀行、高い配当利回りで投資家人気が再燃
世界金融危機の際に配当利回りが上昇したカナダの銀行が、足元で再び投資家の人気を集めている。他の国・地域の銀行が配当を停止したのに対して、配当支払い継続を約束しているからだ。
■イタリア連立政権、コロナ対策のボランティア巡り対立
イタリアの連立政権がソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の実行を支援するボランティアの募集を巡って対立している。
■フランス、新型コロナ死者約2.85万人 再び世界4番目に
フランスは25日、新型コロナウイルス感染症による死者数が再び世界で4番目に多い国となった。スペインが2000人近く下方修正したことが背景。世界最多は米国、次いで英国、イタリアが多い。
■独ルフトハンザ、98億ドルの公的支援で合意 政府が株式20%取得
ドイツ政府は25日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で打撃を受けた独航空大手ルフトハンザに対し、企業救済ファンド「経済安定化基金(WSF)」などを通じて90億ユーロ(98億ドル)の公的支援を行うことで同社と基本合意した。
■ブラジル、国際金融機関から新型コロナ対策資金40億ドル借り入れへ
ブラジル政府は、新型コロナウイルス危機対策の財源を賄うため、複数の国際金融機関から40億ドルを借り入れたい考えだ。ロイターが25日、経済省の文書を確認したところでは、低所得層向け現金給付拡大や、失業者と勤務時間が減った人への失業保険に充当される見通し。
■米メモリアルデー、多くの追悼式が中止・縮小 新型コロナで
米国ではメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の25日、新型コロナウイルスの感染防止のため多くの追悼イベントが中止され、一部では規模を縮小した式典がインターネットで配信された。
■シリア、夜間外出禁止令26日に解除 新型コロナ抑制策緩和へ
シリア政府は25日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策の緩和の一環として、夜間外出禁止令を26日付で解除すると発表した。行政区域間の移動も許可する。
■米カリフォルニア州、小売店と礼拝施設の再開許可
米カリフォルニア州の公衆衛生局は25日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策の一環として閉鎖されていた小売店と礼拝施設の再開を許可したと発表した。
■メキシコ、4月の貿易赤字過去最大 新型コロナで輸出急減
メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が25日に発表した4月の貿易収支(季節調整済み)は42億9300万ドルの赤字となった。新型コロナウイルス感染拡大を受け国外でのメキシコ製品に対する需要が急減したことを反映し、赤字幅は1991年の統計開始以降で最大となった。
■スペイン、新型コロナ死者2000人下方修正 なお世界4番目
スペイン保健当局は25日、新型コロナウイルス感染症による累計の死者数を約2000人下方修正した。重複計上があったという。これにより、死者数は計2万6834人となる。
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