新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(25日現在)
5月6日、アルゼンチンのブエノスアイレスで撮影(2020年 ロイター/Agustin Marcarian)
■ブエノスアイレスの封鎖を6月7日まで延長、新型コロナ感染増加止まらず
アルゼンチンは23日、ブエノスアイレスで行なっているロックダウン(都市封鎖)を6月7日まで延長するとともに、一部の移動規制を強化した。市内では最近、新型コロナウイルス感染確認が増加している。
■豪ベインキャピタル、ヴァージンに2度目の買収提案へ
オーストラリアのプライベートエクイティ(PE)、ベインキャピタルは24日、4月に経営破綻した豪航空大手ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスに対して2度目の買収提案を行う準備を進めていると発表した。
■米国の新型コロナ感染者は162万人超、死者9.7万人=CDC
米疾病対策センター(CDC)は24日、国内の新型コロナウイルス感染者数が23日時点で前回発表から2万6229人増え、162万2114人になったと発表した。
■レムデシビル治験、酸素供給必要なコロナ患者に最も有効=米NIH
米国立衛生研究所(NIH)は22日、ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス感染症治療薬「レムデシビル」の臨床試験で、人工呼吸器は必要ないが酸素供給が必要な患者に対して最も効果的であることが示されたと明らかにした。
■豪首相、雇用創出の必要性強調 ビクトリア州は観光業再開へ
オーストラリアのモリソン首相は24日、政府の社会保障費支出を抑制するため、雇用を創出する必要性を強調した。同国で2番目に人口の多いビクトリア州は、森林火災の被災地や、新型コロナウイルス感染を防止するための制限措置で打撃を受けた地域の観光業再開に向けた対策を打ち出した。
■産金アングロゴールド、南ア鉱山を再停止 労働者164人がコロナ感染
世界的な産金大手アングロゴールド・アシャンティは24日、南アフリカのムポネング鉱山で労働者164人が新型コロナウイルス検査で陽性になったため、操業を一時停止したと発表した。同鉱山は南ア全土の封鎖措置が緩和された4月に操業を再開したばかり。
■独ルフトハンザ、6月中旬から20都市への運航再開
独政府と90億ユーロ(98億ドル)の救済策で協議中の航空大手ルフトハンザは、来月中旬から20都市への運航を再開する。同社の広報担当者が24日、明らかにした。
■南ア、都市封鎖をさらに緩和へ 来月1日から
南アフリカのラマポーザ大統領は24日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために導入していたロックダウン(都市封鎖)を来月1日からさらに緩和する方針を示した。
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