最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(25日現在)

2020年5月25日(月)11時36分

5月6日、アルゼンチンのブエノスアイレスで撮影(2020年 ロイター/Agustin Marcarian)

■ブエノスアイレスの封鎖を6月7日まで延長、新型コロナ感染増加止まらず

アルゼンチンは23日、ブエノスアイレスで行なっているロックダウン(都市封鎖)を6月7日まで延長するとともに、一部の移動規制を強化した。市内では最近、新型コロナウイルス感染確認が増加している。

■豪ベインキャピタル、ヴァージンに2度目の買収提案へ

オーストラリアのプライベートエクイティ(PE)、ベインキャピタルは24日、4月に経営破綻した豪航空大手ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスに対して2度目の買収提案を行う準備を進めていると発表した。

■米国の新型コロナ感染者は162万人超、死者9.7万人=CDC

米疾病対策センター(CDC)は24日、国内の新型コロナウイルス感染者数が23日時点で前回発表から2万6229人増え、162万2114人になったと発表した。

■レムデシビル治験、酸素供給必要なコロナ患者に最も有効=米NIH

米国立衛生研究所(NIH)は22日、ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス感染症治療薬「レムデシビル」の臨床試験で、人工呼吸器は必要ないが酸素供給が必要な患者に対して最も効果的であることが示されたと明らかにした。

■豪首相、雇用創出の必要性強調 ビクトリア州は観光業再開へ

オーストラリアのモリソン首相は24日、政府の社会保障費支出を抑制するため、雇用を創出する必要性を強調した。同国で2番目に人口の多いビクトリア州は、森林火災の被災地や、新型コロナウイルス感染を防止するための制限措置で打撃を受けた地域の観光業再開に向けた対策を打ち出した。

■産金アングロゴールド、南ア鉱山を再停止 労働者164人がコロナ感染

世界的な産金大手アングロゴールド・アシャンティは24日、南アフリカのムポネング鉱山で労働者164人が新型コロナウイルス検査で陽性になったため、操業を一時停止したと発表した。同鉱山は南ア全土の封鎖措置が緩和された4月に操業を再開したばかり。

■独ルフトハンザ、6月中旬から20都市への運航再開

独政府と90億ユーロ(98億ドル)の救済策で協議中の航空大手ルフトハンザは、来月中旬から20都市への運航を再開する。同社の広報担当者が24日、明らかにした。

■南ア、都市封鎖をさらに緩和へ 来月1日から

南アフリカのラマポーザ大統領は24日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために導入していたロックダウン(都市封鎖)を来月1日からさらに緩和する方針を示した。


【関連記事】
・東京都、3段階で休業解除へ 感染増加すれば東京アラートでレインボーブリッジ赤点灯
・東京都、新型コロナウイルス新規感染14人に急増 緊急事態宣言解除の目安、3項目中2項目が基準下回る
・コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当局の科学者「恐ろしい」
・韓国クラスター発生の梨泰院、BTSメンバーら芸能人も 感染者追跡の陰で性的マイノリティへの差別も

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

独クリスマス市襲撃の容疑者、殺人などの罪で勾留命令

ビジネス

日本生命、営業職員の賃金6%上げ 3年連続100億

ビジネス

午前の日経平均は反発、米株高が支援 一時400円高

ワールド

伊、オープンAIに罰金 チャットGPTがデータ保護
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:アサド政権崩壊
特集:アサド政権崩壊
2024年12月24日号(12/17発売)

アサドの独裁国家があっけなく瓦解。新体制のシリアを世界は楽観視できるのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    トランプ、ウクライナ支援継続で「戦況逆転」の可能…
  • 5
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、…
  • 6
    「私が主役!」と、他人を見下すような態度に批判殺…
  • 7
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 8
    「オメガ3脂肪酸」と「葉物野菜」で腸内環境を改善..…
  • 9
    「スニーカー時代」にハイヒールを擁護するのは「オ…
  • 10
    「たったの10分間でもいい」ランニングをムリなく継続…
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──ゼレンスキー
  • 4
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達し…
  • 5
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医…
  • 6
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 7
    【クイズ】アメリカにとって最大の貿易相手はどこの…
  • 8
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 9
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、…
  • 10
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼンス維持はもはや困難か?
  • 4
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 5
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 8
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 9
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 10
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中