最新記事
アメリカ政治

トランプが「マスクに主役を奪われて怒っている」...インタビューでの「態度」が話題に

Video of Donald Trump Interrupting Elon Musk Goes Viral

2025年2月22日(土)12時58分
ジャスミン・ローズ
イーロン・マスクとドナルド・トランプ

Kevin Lamarque-Reuters

<FOXニュースで放送されたインタビューで、隣のマスクにばかり注目が集まっていることにトランプが怒っていた? 大統領が見せた「態度」に視聴者の注目が集まる>

ドナルド・トランプ米大統領がFOXニュースのインタビュー中に見せた、イーロン・マスクへの「態度」がSNSを中心に話題になっている。トランプとマスクは並んでインタビューに臨んでいたのだが、そこで展開されたある場面について「大統領を差し置いて主役のように振る舞うマスクにトランプが怒りを示している」という指摘が相次いだのだ。

■【動画】トランプがマスクに「怒りを示した」シーンが話題...主役を奪われ不快感? インタビュー映像が拡散

このインタビューは、Xで賛否両論を巻き起こしている。大統領よりマスクの方が「アメリカのリーダー」のように見えるという意見もあれば、2人がタッグを組んで現在のアメリカが抱える問題に取り組んでいることが伺えるインタビューだったという意見もある。

マスクは、大統領直属の米政府効率化省(DOGE)のトップに就任して以来、支持者の減少に見舞われている。米共和党員を含む一部の人々から、選挙で選ばれていないテクノロジー業界の大富豪が国家の運営にこれほどの権力と影響力を行使していいものかという懸念が出ているためだ。

トランプとマスクは2月18日夜、FOXニュースのショーン・ハニティーによるインタビューに臨んだ。その中でトランプは、マスクとDOGEは1兆ドルに上る不正、浪費、悪用、汚職を暴くことができるという期待を語った。

SDGs
使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが「竹建築」の可能性に挑む理由
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

焦点:大混乱に陥る米国の漁業、トランプ政権が割当量

ワールド

トランプ氏、相互関税巡り交渉用意 医薬品への関税も

ワールド

米加首脳が電話会談、トランプ氏「生産的」 カーニー

ワールド

鉱物協定巡る米の要求に変化、判断は時期尚早=ゼレン
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 3
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中国・河南省で見つかった「異常な」埋葬文化
  • 4
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 5
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 6
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 7
    不屈のウクライナ、失ったクルスクの代わりにベルゴ…
  • 8
    アルコール依存症を克服して「人生がカラフルなこと…
  • 9
    最悪失明...目の健康を脅かす「2型糖尿病」が若い世…
  • 10
    最古の記録が大幅更新? アルファベットの起源に驚…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えない「よい炭水化物」とは?
  • 4
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 5
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 7
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 8
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 9
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 10
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中