千葉ロッテのホームはブルートゥース×位置情報で「おもてなし」
タグキャストのめざす未来は
タグキャストは、「ビーコンが日本に広がらない原因は、そのコストパフォーマンスへの不満にある。システム開発が複雑でコストがかかるだけではなく、ビーコンの運用や保守の検討がそもそも不足していることが、導入後にコストの問題を引き起こす」と、考えている。この問題を解決するものこそが、今回の『TAGCAST』であり、タグキャストは日本国内だけでなく世界各国での普及を目指している。
同社は、ビーコンに関する基本特許(特許番号5650870、登録2014年11月21日)を取得しており、O2O・オムニチャネルに最適な位置情報のテクノロジーを提供している。『TAGCAST』ビーコンとして、今回活用されている空間を認証する「小型ビーコン」、LED電球と一体化したタイプの「LEDビーコン」、従来のビーコンでは実現が困難なテーブル単位や限られた場所の特定ができる「PaperBeacon(ペーパービーコン)」などを展開する。
PaperBeaconは、あらゆるデバイスと接続できるテーブル『コネクテッドテーブル(IoTテーブル)」を実現することができ、"飲食店におけるスマホ注文"にも利用されている。また、各ビーコンの管理やビッグデータ解析のために、専用のクラウドシステムも提供しているという。