最新記事

英王室

キャサリン妃私設秘書アシスタントの求人がLinkedinに掲載中 気になる年俸は...

2022年05月10日(火)17時30分
田中ゆう

アン王女と共にロンドンの妊産婦医療機関を訪問したキャサリン妃(4月27日) JOHN SIBLEY/REUTERS

<7日前に掲載されたこの求人には、すでに200人以上が応募している>

ビジネス特化型SNSのLinkedInで、ある求人広告が話題だ。タイトルは、「ケンブリッジ公爵夫人の私設秘書補佐の個人秘書」。ケンジントン宮殿は、新たにキャサリン妃の私設秘書補佐(ASP)をサポートするポジションを募集しているのだ。

具体的に何をする仕事か

業務内容を簡単に紹介する。


・ASPの日程管理、対外調整、宮殿内と外部との会議手配、関係各者との窓口となる。
・APS 宛ての通信文書、メール、電話のモニタリング、正確かつタイムリーなメッセージの受領と伝達、および可能な限り問い合わせへ回答すること。
・イベント・視察チームをサポートし、視察やイベントの準備を行い、必要に応じて APS と共に視察する。
・出張の手配(必要に応じて他の関係者と連携)。必要なロジスティクスの手配を含む、定期ミーティングの管理。
・会議の議事録作成。
・効率的かつ効果的なファイリングシステムの管理。(Linkedinより抜粋)


求める人物像、人種は関係ない?

候補者の理想的な条件として掲載されているのは、秘書経験アリ、「優れた」コミュニケーション能力を持つ人。そして王室のチャリティ活動に強い関心を持っていることも必要だ。さらにダイバーシティを意識してか以下のようにある。


現代社会の多様性が最大の資産であると考えています。私たちは、性別、人種、民族・国籍、障害、宗教、性的指向や年齢に関係なく、非常に優れた人材を引き付け、雇用し、報酬を与える方針にこれを反映させています。公正でオープン、かつアクセスしやすいアプローチで、最も多くの人材から採用します。(Linkedinより抜粋)

実際に応募できる基準は?

いくら興味があったとしても、応募要件を満たさなければ残念ながら脱落してしまう。管理能力、折衝力、機転の良さ、自主性、コミュにっけーション能力、プロ意識、そして文章能力の高い人材を求める熱量を感じる。

●応募要件

・ビジネス文書の作成や日記管理など、秘書および管理業務の経験を有すること。
・Word、Outlook、Excel、PowerPointを含む優れたITスキル、およびキーボードスキル。
・優れた整理整頓能力。
・優れた文書および会話によるコミュニケーション能力、高水準の文書作成能力。
・プレッシャーの中で冷静に仕事をし、厳しい納期を守ることができること。
・自分の仕事に優先順位をつけ、先読みして計画を立てることができる。
・柔軟かつ成熟したアプローチで、自発性と常識を働かせることができる。
・機転と裁量を利かせ、常に機密を保持できること。
・高いプロ意識と自発性。
・英国、英連邦、そして世界のコミュニティの多様性に関する知識。
・ケンブリッジ公爵夫妻の仕事と活動に対する認識と関心。(Linkedinより抜粋)

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル1年超ぶり高値、ビットコイン10

ビジネス

米、ロシアのガスプロムバンクに新たな制裁 取引禁止

ビジネス

米国株式市場=上昇、ダウ・S&P1週間ぶり高値 エ

ワールド

米中国防相会談、米の責任で実現せず 台湾政策が要因
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 2

    【ヨルダン王室】世界がうっとり、ラジワ皇太子妃の…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 5

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が妊娠発表後、初めて公の場…

  • 1

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 2

    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…

  • 3

    キャサリン妃が「涙ぐむ姿」が話題に...今年初めて「…

  • 4

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 5

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 1

    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…

  • 2

    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…

  • 3

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃が出産後初めて公の場へ...…

  • 4

    カミラ王妃はなぜ、いきなり泣き出したのか?...「笑…

  • 5

    キャサリン妃が「大胆な質問」に爆笑する姿が話題に.…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:超解説 トランプ2.0

特集:超解説 トランプ2.0

2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること