「JO1」が考える環境問題とグループの未来...「海外も舞台にする僕たちだから環境意識を持ち続けたい」

We Know Everyone Must Act

2024年12月13日(金)19時33分
堤美佳子(ライター)、大橋希(本誌記者)

──アイドル自身がCDの売り方について言及するのは、勇気がいることでは?

川西 そんなことはないですよ。何よりも、この地球で暮らしている全員が幸せになることが一番大事だって僕は思うので。応援してくださる方も、僕たちアーティストもみんなが幸せになる方法はないか、「NEWSmile」はそのチャレンジの1つだったのかなと思います。


川西拓実

川西拓実(かわにし たくみ)「この地球で暮らしている全員が幸せになることが一番大事って思う」 PHOTOGRAPH BY ATSUKO TANAKA FOR NEWSWEEK JAPAN, BACKGROUND ILLUSTRATION: FATUHAH NURJANAH/ISTOCK

川尻 心に来たなあ......。

河野 まさにそれです、僕が言いたかったこと。全員に幸せになってほしい、僕たち含めて。

川尻 (川西のコメントを)全部取ったね(笑)。

川西 全部取られた(笑)。

HOT JAPAN Spectacle Video| La Pa Pa Pam × OKINAWA

──JO1は日本各地の自然や文化、人を国内外に発信するプロジェクト「HOT JAPAN with JO1」を続けています。ミュージックビデオなどを見ると美しい自然や文化を守りたいという思いも生まれるでしょうが、印象に残っている場所はありますか?

河野 僕は沖縄。奨くんと一緒に離島にも行ったんですが、地元の皆さんは「昔はもっと(海は)きれいだった」とおっしゃるんです。僕たちからしたら今でもすごくきれいだなと思うんですけど、住んでいる方は日に日に海が汚くなっていくのを目の当たりにしている。観光客としてできることは、日焼け止めはサンゴ礁など海の生き物に害がないものを使うなど、楽しみながらも環境に配慮することが大事ですよね。

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