トランプ米大統領の関税強化、ブラジルに「有利」との見方

トランプ米大統領がブラジルからの輸入品に課す関税を10%にとどめたことは、ブラジルにとっては相対的に有利に働く可能性があるとエコノミストはみている。写真は、ブラジル南部パラナ州にあるパラナグア港。1月27日、ブラジルのパラナグアで撮影(2025年 ロイター/Rodolfo Buhrer)
[ブラジリア 3日 ロイター] - トランプ米大統領がブラジルからの輸入品に課す関税を10%にとどめたことは、ブラジルにとっては相対的に有利に働く可能性があるとエコノミストはみている。対米輸出の関税が比較的軽くなるため貿易の大きなリスクから守れるとともに、米国から流出する資本を呼び込むことができるようになるとの指摘が目立った。
2日の外国為替市場で対ドルのブラジルレアル相場は1ドル当たり5.60ブラジルレアルと2024年10月以来、約半年ぶりの高値を付けた。ブラジルの株式相場の指標となるボベスパ指数 も前日より0.23%上昇した。
XPの調査チームはトランプ氏の関税政策によるブラジルへの影響について「絶対的に悪いものの、ブラジルにとっては正味でプラスになる可能性がある」とし、貿易戦争がコモディティー(商品)大国のブラジルに恩恵をもたらすと同時に、ブラジルとより広い中南米諸国で中国からのインフラ投資が加速する可能性があると指摘。「(第1次トランプ政権の)2018年から20年にかけての米国と中国の貿易戦争の最中でも、中国のコモディティー需要は米国からブラジルへと移行し、大豆やトウモロコシなどの需要に恩恵をもたらした」と紹介した。
BTGパクチュアルのパートナーでエコノミストのイアナ・フェラオ氏は、より厳しい“罰則”を恐れていた人々から見れば、米国が課した関税水準は救済のように映ったとして「他国の関税がより大幅に引き上げられる中、ブラジルの特定の分野は相対的に競争力を得られる可能性がある」と語った。
ベルデ・アセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)のルイス・スタールベルガー氏は、ブラジルは米国と均衡の取れた貿易関係を築いているため、トランプ氏による世界的な関税強化の動きの中で「非常に恩恵を受けている」と言及。その上で「問題は、ブラジルがこのチャンスをつかめるかどうかだ」と訴えた。
ブラジルは大豆と綿花、牛肉、鶏肉の世界最大の輸出国となっているが、政府当局者は米国との貿易関係では米経済に打撃を与えていないと強調していた。
米国は2008年以降に対ブラジルの貿易で黒字が続いており、24年には黒字額が2億5300万ドルに達していた。
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