「働きがいも経済成長も」クリーク・アンド・リバー社が目指す、クリエイターの雇用拡大と新たな価値創造...3000人規模のスタジオ視野に
業界横断のコラボで生まれる「新たな価値」
C&Rクリエイティブスタジオでは、事業領域の拡大に力を注ぐ傍ら、各分野のプロフェッショナルの経験や知見を掛け合わせて、新しい価値を生み出していくという試みにも取り組んでいる。
代表例として、漫画制作者同士のコラボレーションを促す「漫画LABO」や、VR技術を建築業界に応用したVR建築展示場「XR EXPO」が挙げられる。直近では、日本初となるクリエイター専用の仕事・交流特化型メタバース「C&R Creative Studios Metaverse」を公開した。
こうしたC&Rクリエイティブスタジオの取り組みを通じて、クリーク・アンド・リバー社は、プロフェッショナルの生産性向上を促し、働きがいのある雇用を創出しているのだ。
同社では今後、スタジオの所属クリエイターを3000名規模にまで増やすことを目標としている。インドネシアにおけるクリエイターネットワークの構築もスタートしており、現地でのスタジオ設立も視野にある。
クリエイターをはじめ、プロフェッショナルな技術を持ちつつも、その力を発揮できる場に出会えていない、労働環境に恵まれていないという人は少なくないだろう。今後、クリーク・アンド・リバー社が築くネットワークが世界中に広がっていくことで、プロフェッショナルの輪が国際化し、クリエイターにとってのチャンスが増え、新たな価値の創出にも繋がっていくことを期待したい。
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