ニュース速報
ワールド

石破首相、トランプ米大統領と電話会談 米関税で

2025年04月07日(月)22時12分

石破茂首相は7日夜、米国の関税措置を巡り、トランプ米大統領と電話会談したことを明らかにした。資料写真、ワシントンで2月撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)

Kentaro Sugiyama

[東京 7日 ロイター] - 石破茂首相は7日夜、米国の関税措置を巡り、トランプ米大統領と電話会談したことを明らかにした。公邸で記者団の取材に応じた。

米国は3日、輸入自動車に対する25%の追加関税を発動した。5日に米国への全ての輸入品に一律10%の基本関税を発効、さらに9日には国・地域別に税率を上乗せして日本への関税率を24%とする。

石破首相は3日、トランプ政権の関税措置について「極めて残念であり不本意だ」と表明。今後も米国に措置の見直しを強く求めていくとともに、「自身がトランプ大統領に直接話しかけていくということが適当であれば、最も適当な時期に、最も適切な方法で働きかけていくことを全く躊躇しない」と語った。

その後、首相は4日に行った与野党党首会談後の会見で、国会日程や先方の都合を考慮して「まずは電話会談を模索している」と説明していた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

一部の価格上昇、関税の影響を先取りしたもの=クーグ

ワールド

米政権、関税90日間停止の報道を否定 「フェイクニ

ワールド

EU、来週にも対米報復関税の徴収開始へ 交渉による

ワールド

ロシア、原油下落の影響軽減へ全力=大統領報道官
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税大戦争
特集:トランプ関税大戦争
2025年4月15日号(4/ 8発売)

同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 5
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ…
  • 6
    フジテレビが中居正広に対し損害賠償を請求すべき理由
  • 7
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 8
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 9
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 10
    ユン韓国大統領がついに罷免、勝利したのは誰なのか?
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼
  • 4
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 7
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 8
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 9
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 10
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 8
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中