交通渋滞に巻き込まれるとなぜ「ジャンクフード」を食べたくなるのか?...「30秒遅延」の意外な関係性【最新研究】
Slow Traffic, Fast Food: Study Links Road Delays with Unhealthy Eating
![運転 運転](https://f.img-newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2025/02/newsweekjp20250208140513-c7a92894ee40c01817fa8d406ce7a3c412730083-thumb-720xauto-1506809.jpg)
BrianPenny-pixabay
<「予期せぬ渋滞の発生」と不健康な食生活を考える上で示唆ある研究について>
空腹のまま渋滞にはまり、「もうファストフードで済ませよう」と考えたことはないだろうか? もしそうなら、あなたは決して一人ではない。
交通の遅れがファストフード店の来店増加につながる──「予期せぬ渋滞の発生」と「ファストフード店の来客増加」の間に因果関係があることが最新研究で明らかになった。
ロサンゼルスの高速道路の交通状況パターンを2年以上にわたって分析。同時期にファストフード店を訪れたスマートフォン利用者のデータとを統合した研究によると、わずか1マイル(約1.6キロメートル)あたり30秒の交通遅延が発生するだけで、ファストフード店の来客数が1%増加することが判明した。
本研究の筆頭著者であり、イリノイ大学農業消費者環境科学部(The Department of Agricultural and Consumer Economics at the University of Illinois)のベッカ・テイラー助教授は次のように述べる。
「通常の混雑を超える予期せぬ渋滞が発生すると、ファストフード店への訪問が1%増加することがロサンゼルス郡における分析の結果、判明しました。1%という数字は一見わずかですが、ロサンゼルス郡全体では年間120万件に相当します。不健康な食生活の変化を考える上で重要な示唆を含んでいます。
1マイル(約1.6キロメートル)あたり30秒の遅れがどの程度のものか、直感的には分かりにくいかもしれません。しかし、午前10時と午後5時の交通量の違いを思い浮かべるとイメージしやすいのではないでしょうか」
さらに時間ごとのデータを分析した結果、夕方のラッシュアワーに交通渋滞が発生すると、ファストフード店への訪問が増加する一方で、食料品店への訪問がやや減少することも判明した。
その背景について、テイラー助教授は次のように述べる。
-
社会保険労務士/管理職・マネージャー/残業少なめ/経験者優遇/基本定時退社/外資系企業
社会保険労務士事務所 吉川HR&マネジメント
- 東京都
- 年収500万円~700万円
- 正社員
-
社会保険労務士/管理職・マネージャー/残業少なめ/経験者優遇/基本定時退社/外資系企業
社会保険労務士事務所 吉川HR&マネジメント
- 東京都
- 年収300万円~400万円
- 正社員
-
東京都港区/外資系企業での一般事務・庶務業務
日本アスペクトコア株式会社
- 東京都
- 月給21万7,200円~
- 正社員
-
社会保険労務士/外資系企業/リモートワーク可能/未経験可/完全週休2日制/転勤なし
アークアウトソーシング株式会社
- 東京都
- 年収500万円~900万円
- 正社員