最新記事

ヘルス

美容と健康の味方ナッツ 今話題の腸活3大レシピとは

2022年3月1日(火)17時15分
森 敦子 (翻訳家) *東洋経済オンラインからの転載

オートミールクッキーは食べ応えがあるので、外出先でお腹がすいたときにも便利です。今は「オートミールブーム」で、コンビニやスーパーにもオートミールクッキーが置かれていることも多いので、お近くのお店で探してみてくださいね。

また、この時期は、バレンタインも近く、ナッツ入りの「チョコレート」を食べる方も多いのではないでしょうか。

【3】ナッツ入りの「ビターチョコレート」
ナッツ入りの「ビターチョコレート」

意外かもしれませんが、アダムスキー式腸活法では「ビターチョコレート」も「腸活スーパーフード10」の1つに挙げられています。そのため、「ナッツ入りのビターチョコレート」は、とてもおすすめの「腸活おやつ」です。

チョコレートの材料である「カカオ」には、「ポリフェノール」や「食物繊維」が豊富に含まれており、ビターチョコレートのタブレット1枚には、赤ワイン1杯に含まれる4倍の量のポリフェノールが含まれているともいわれています。

「『ミルクチョコレート』や『ホワイトチョコレート』ではダメなの?」と思われるかもしれませんが、アダムスキー博士のおすすめは「ビターチョコレート」。カカオがもつ栄養成分が最も多く含まれ、砂糖が少ないのがビターチョコレートなのだそうです。カカオのパーセンテージが表示されているときには、なるべく数字の大きいものを選ぶといいですね。

また、アダムスキー博士は、チョコレートの腸活効果について、次のような面白い話をしています。

「幸せの実感」が腸の健康につながる

仕事や勉強で疲れたときに「チョコレートを食べてちょっと一息」する人もいるかと思います。じつは、アダムスキー博士曰(いわ)く、こうしてチョコレートを食べて「あぁ、おいしい!」と感じるのが、腸にとっては大事な時間なのだそうです。

「ストレスは胃腸の大敵」とよくいわれますが、食べる喜びを味わい、一瞬でもストレスから解放されることは、腸の健康に欠かせないことなのだそうです。そのため、アダムスキー博士は、「食事のときにはスマホを置いて時間を確保し、『マインドフルな食事』を心がけるように」とも話しています。

books20220228b.jpg世界一健康的でバランスのとれた食事も、パソコンのモニターの前で急いでかきこんだり、仕事をしながら食べたり、ずっとスマホばかり見て味わうことなく食べれば、食事や食べ物のもつ効果が半減する、と「アダムスキー式腸活法」では考えられています。

平凡すぎてつい忘れがちなことですが、「食事を味わう」というのは、わたしたちの健康のために欠かせないことなんですね。

みなさんも、毎日の食事を味わい、「腸活」を心がけることで、体の内側から健康を手にいれてみませんか?

(医学監修:澤田幸男/医学博士、澤田肝臓・消化器内科クリニック院長)

森 敦子 (もり・あつこ)

翻訳家
東京外国語大学イタリア語専攻卒業。アパレル企業勤務を経て翻訳の道へ。現在は書籍およびビジネス文書のイタリア語翻訳を行いながら、フリーランスでイタリア語を教える。


※当記事は「東洋経済オンライン」からの転載記事です。元記事はこちら
toyokeizai_logo200.jpg




今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

韓国尹大統領に逮捕状発付、現職初 支持者らが裁判所

ワールド

アングル:もう賄賂は払わない、アサド政権崩壊で夢と

ワールド

アングル:政治的権利に目覚めるアフリカの若者、デジ

ワールド

アングル:フィリピンの「ごみゼロ」宣言、達成は非正
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼いでいるプロゲーマーが語る「eスポーツのリアル」
  • 2
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べている」のは、どの地域に住む人?
  • 3
    「搭乗券を見せてください」飛行機に侵入した「まさかの密航者」をCAが撮影...追い出すまでの攻防にSNS爆笑
  • 4
    感染症に強い食事法とは?...食物繊維と腸の関係が明…
  • 5
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 6
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 7
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 8
    フランス、ドイツ、韓国、イギリス......世界の政治…
  • 9
    本当に残念...『イカゲーム』シーズン2に「出てこな…
  • 10
    オレンジの閃光が夜空一面を照らす瞬間...ロシア西部…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「最初の90分」...快眠の「7つのコツ」とは?
  • 4
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼い…
  • 5
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…
  • 6
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 7
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 10
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 10
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中