エスコンフィールドHOKKAIDOはここが凄い! 溢れる「アイデア」と「技術」を追う

エスコンフィールドHOKKAIDO
<日本ハムファイターズの新本拠地としてオープンしたエスコンフィールドHOKKAIDO。新たなスタジアムを起点とする地域創生の取り組みを支える「アイデア」と「技術」とは?>
大谷翔平やダルビッシュ有、ラーズ・ヌートバーなど現役メジャーリーガーが代表チームに集結したこともあり、大きな注目を集めたWBC(ワールドベースボールクラッシック)。あらためて日本での野球人気が盛り上がりを見せるなか、遂に新球場エスコンフィールドHOKKAIDOがベールを脱いだ。
場所は、北海道の空の玄関口である新千歳空港と札幌の中間に位置する北広島市。住所である共栄町の一部を改称して「Fビレッジ」と命名された約32万平米の広大な敷地内には、スタジアムをはじめキッズエリアやグランピング施設、農業学習施設なども併設。スタジアムを起点に、野球ファンのみならず地域の人々やパートナー企業が一体となった街づくりを目指す、スポーツビジネスの新たな形を体現するボールパークだ。
北海道日本ハムファイターズの新たな本拠地となるスタジアムでは、3月14日に初のオープン戦を開催。MLBでも活躍した埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督が「まさにメジャーリーグのような素晴らしい球場」と印象を語った新球場は、開閉式の屋根を備え3万5000人の収容が可能だ。
球場内のコンコースを周遊しながら、あらゆる場所からスタジアムの熱戦を見ることができる設計や、一部をガラスウォールとしたことで実現した屋外球場のような開放感、最上部の席からも美しい天然芝や躍動する選手が近く見える圧巻の迫力で、まさに野球観戦の新たな楽しみを教えてくれる。
1階フィールドレベルと2階メインレベル、3階スターレベルとそれぞれに名付けられた3つのフロアには、クラフトビールの醸造所や北海道をはじめ全国から集結した30を超える名店が集結。さらには世界初となる球場内サウナ施設やホテルまでを備え、前述したFビレッジを含めて試合がない日でも、近隣の人たちや観光客が集う場として機能する。キャッチコピーの通り、まさに「世界がまだ見ぬボールパーク」と言えるだろう。
そんな多様で斬新なアイデアが満載の新球場を支えるのが、さまざまな最新技術だ。昨年7月には、新球場プロジェクトを担うファイターズ スポーツ&エンターテイメントと、パナソニックがパートナー契約を締結した。