加熱式たばことクラフトジンの斬新なマリアージュ
<JTの「Ploom X」用たばこスティックの2銘柄、「メビウス・オプション・パープル」と「メビウス・オプション・イエロー」それぞれとマリアージュを奏でる、2種のクラフトジンが開発された>
マリアージュと言えば、誰もがワインと料理の組み合わせを思い浮かべる。デジタル大辞泉によれば、その定義は「結婚。婚姻。婚礼」もしくは「飲み物と料理の組み合わせが良いこと。特に、ワインと料理についていう」だ。
つまり、必ずしも「ワインと料理」でなくていいわけだが、なんともユニークな「マリアージュ」がこの度、日本たばこ産業(JT)から提案された。8月に全国発売された同社の"次世代型"加熱式たばこ用デバイス「Ploom X(プルーム・エックス)」と、酒類業界で新たな潮流となりつつあるクラフトジンとのマリアージュだ。
背景には、11月下旬に発売された「Ploom X」用たばこスティックの2銘柄、「メビウス・オプション・パープル」と「メビウス・オプション・イエロー」の存在がある。
天然メンソールを100%使用した爽快な味わい、そして、フィルターに内蔵されたカプセルを手で潰すことで広がる華やかな香りが印象的な「オプション」シリーズは、紙巻たばこの国内ナンバーワンブランド、メビウスの中でも高い支持を得る人気銘柄だ。
それらの特徴は、「Ploom X」用たばこスティックになってもそのまま。加えて「パープル」ではベリー、「イエロー」ではシトラスという豊かなフレーバーが香り立つ。いや、「Ploom X」が搭載する、空気の流れに着目した新発想の加熱技術「HEATFLOW」による確かな吸い応えが、香り立ちと味わいをより際立たせているかのようだ。
この「メビウス・オプション」2銘柄の発売を記念して造られたのが、オリジナルのクラフトジンなのである。
オリジナルレシピによる2種のクラフトジン
JTと共にユニークな試みに挑んだのは、2018年春、札幌の紅櫻公園内に開設されたクラフトジンメーカー「紅櫻蒸溜所」。
「自由な世界、自由な発想、自由な価値観を」というコンセプトのもと、北海道産の原材料を多く使うことで表現した個性的な味わいは、キャセイパシフィック香港インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション2018で金賞を受賞するなど、既に世界の舞台で高い評価を得ている。