コラム

育児や介護から仕事に復帰する方法/Come to the table with(~を提供する)

2016年05月09日(月)15時34分

登場するボキャブラリー

【relauncher】キャリアに復帰する人。仕事を長く離れた後、職場に戻りたい人。コーエン氏の造語。

【repatriate】帰国する。海外駐在終了後に駐在員はrepatriateします。

【expat】自分の国以外に住む人。企業の海外赴任者。コーエン氏によると、帰国する海外赴任者も職場に戻る難しさを感じるそうです。

【go public with】公に発表する。秘密にしないで、多くの人に伝える。再就職希望者 は仕事を探していることを go public withする必要がある、とコーエン氏はアドバイスしています。

【sense of self】自分は何者なのかという感覚。アイデンティティー。職場から長く離れた人はsense of selfが低下してしまう傾向がある、とコーエン氏が指摘しています。

【have a handle on】抑えている。うまくできる。コントロールしている。コーエン氏が育児休暇から仕事に戻ろうと試みた時には、経済紙を購読し、6カ月間、隅から隅まで毎日読み込みました。そうすることで、ビジネス界で今何が起きてきるかをhave a handle onと感じるようになったそうです。

【up to speed】ある分野や事柄に関する最新の知識を持つ。やり方を理解する。職場で使われているソフトの使い方にup to speedしていないのであれば、知識をアップデートすることは自分の責任だとコーエン氏は説明しています。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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